伝統ある古楽レーベル“アルヒーフ”の代表的な名盤を集めた《アルヒーフNEW BEST 50》シリーズの1枚。中世フランスの音楽をイギリス古楽界の先駆者マンロウの演奏で聴く。
本年度ベスト・アルバムの最右翼。強く美しい透き通ったメロディと、完璧な危うさを真っ正面から叩きつけるバンドのグルーヴが素晴らしい。亀田誠治も名アシスト。随所に挿入されるオルガンのソロだけで一晩飲み明かせる、そんな名盤。ぜんぶ、名曲。★
1970年代後半のニューミュージック・シーンで活躍した石川セリのベスト・アルバム。ハスキーでソウルフルな歌唱はもちろん、下田逸郎、井上陽水、パンタら豪華な作家陣にも注目したい。
ユーミンのオリジナル約320曲の中からバラード系を中心に選曲されたコンプリート・ラブ・ソング集を2枚組に収録。荒井由実時代と松任谷由実になってからの楽曲から構成された画期的な編集盤だ。
洋楽の日本語カヴァーで一時代を築いた名訳詞家・漣健児を追悼するトリビュート・コンピ・アルバム。ザ・ピーナッツや中尾ミエ、奥村チヨ、坂本九など、レーベルを超えた錚々たるラインナップによる決定版。
2006年発表の4枚目のオリジナル・フル・アルバム。中村蕗子のキュート&ロックなヴォーカルが魅力の「夢乗りRIDERS」や洋楽風ポップ・ロック「アゲハ」など、彼ららしいキャッチーなナンバーが満載。
ヒーリング・ミュージックの先鞭を付けながらそのジャンルを超えた純粋音楽の世界を創造してきたアディエマスの集大成ともいえるベスト盤。聴き手の精神世界にまで大きな影響を与える荘厳な旋律と歌声……、そんなカール・ジェンキンスによる世界の総覧だ。
歌姫テレーザを中心に透明感ある音を送り続けるマドレデウス初のベスト・アルバム。日本で大ヒットとなった「海と旋律」をはじめ、ヒット・ナンバー15曲に、新曲2曲を加えた全17曲を収録。
EMIの過去の名盤が最新のリマスタリング技術で蘇る《ARTシリーズ》。今もドビュッシーの管弦楽曲集の代表的録音にあげられるマルティノン&フランス国立放送管の名演。
多種の乗り物をイラストで掲載したオール・カラーのブックレット付き。収録された乗り物がテーマの曲を聴きながら、子供が乗り物の種類を憶えられるようになっている。
女優・吉田日出子の存在を世に知らしめることとなった傑作ミュージカル『上海バンスキング』。六本木ピットインでのライヴ、スタジオ録音の2枚のアルバムから選曲した、ベスト・アルバム。
10万枚売れたとも噂されるアニメタル(ヘヴィメタ演奏によるアニメ主題歌メドレー)が38曲入りアルバムで登場。シャウトやツインリードがこんなにアニメ・ソングにマッチするとはね。馬鹿馬鹿し過ぎてなにかが間違っている気もするが、まあ売れればいいかぁ!?