「輸送手段の選択と予約」「梱包から搬入、通関」「保険の手続き」「船積み」「決済」…。本書は貿易業務の核となるシッピング業務を中心に、輸出入実務全般をわかりやすく解説。
採る、食べる、守る…。食草200種大図鑑。
人にも環境にも合成洗剤は有害だ。それは細胞を破壊し、水を汚染する。恐るべきメカニズムをそれぞれの専門家に語ってもらう。
合成洗剤は環境汚染ばかりでない、人体にも害をおよぼす。せっけん生活こそいますぐできる最高の環境汚染防止対策だ。
樋口一葉以来の傑出した女流作家と評された田村俊子。恋人の鈴木悦は新聞記者、彼には妻があり、俊子にも夫があった。俊子は愛する男のためにすべてを賭け、すべてを捨て、悦の後を追ってカナダに渡った。女としての情感は満足できても、彼女の理性は如何だったのだろうか。カナダでの田村俊子の生きざまを追ったノンフィクション。
要塞奪取の命令を受け、英国海軍と共にフランス本土に上陸したシャープを待っていた罠ー、命令の本当の目的は何か?知っているのは誰か?多くの謎を秘めたまま、決死の要塞攻防戦へと突入してゆく、絶体絶命の窮地に立たされたシャープの運命は…。波瀾万丈の冒険小説。
青みどりの海原を小さないかだで漂流している男たちの絵があった。いかだのまわりには数ひきのサメが孤をえがいておどりあがり、上半身はだかの男がいかだの上でこん棒のようなものをふりあげ、おそいかかるサメをなぐりつけようとして-。その絵の説明は〈鮫とたたかう漂流中の乗組員-船名不詳〉となっていた。太平洋戦争後37年がたってよみがえった、〈戦時輸送船の最期〉を描いた絵がたどった運命-。
長女の空(そら)を川崎病で喪った愛氏と僕は流離の旅に出る。山峡へ。森の声に耳を澄ます日々…。二人に再び生きる力を与えたのは繊細な奥日光の自然だった。新しいフォト・ノベルの誕生。
第一次大戦イープルに始まった毒ガス戦。その研究開発に携わり、ノーベル化学賞を受賞する化学者たちの苦悩と悲劇ー。いまもなお残る「化学兵器」の脅威とは?
フリーエネルギー研究の最前線。テスラ・システム、Nマシン、ラジオニクス…。現在地球的な規模で盛り上がりつつある「エーテル・エネルギー」の研究の数数は、これまでの科学が知らなかった世界を開示する。この分野の代表的な研究のほか最新の国際会議の抄録を含む本書は、未知のエネルギー、21世紀のテクノロジーに関心を持つ者にとって欠かせない1冊。
日本経済の「成功」を支えるソフトな行政のしくみとして高く評価される一方で、産官癒着のシンボルとしてヤリ玉にも上がる行政指導。それは証券スキャンダルやリクルート事件を生む土壌となり、海外からのまなざしも一層きびしくなってきている。透明で公正な行政をめざすうえでカギというべきこの制度を、どのように考えるべきだろうか。
1814年、パリ陥落。戦いは同盟軍の勝利に終わった。その喜びも束の間、英国陸軍将校リチャード・シャープに突然おそいかかる陰謀ー黒幕は誰だ?目的は何だ?復讐を果たすため、仲間と共に脱走するシャープに新たな試練が待ちうける。苦難と愛と友情を描く、波瀾の冒険小説。
逆境の中で己れの精神力、知力、体力をその極限まで鍛えに鍛え、努力をつづけて修練研鑚を積み重ね、大空の真剣勝負に勝ちを制した世界のエース“サカイ”が、自らの体験から得た、勝負の要諦、成功の秘訣。
古代の世界には、太陽と呼ばれる燃える炎の玉があった。世界が分離したとき、太陽は四つの新しい世界に分け与えられた。ここアバラクのカイルン・テレストでは炎は世界の中心に据えられていた。しかし、その炎は消え去ろうとしている。死の影がせまる土地から逃れ、救いを求める一行は〈炎の海〉を越えて〈冥界の門〉をめざす。
『古事記』や『日本書紀』にみられる理解できない船の名前や地名などを、古代ポリネシア語で次々と解明。豊富な実験で古代史の謎に挑み、海は文化の流れの障害物ではなく、むしろハイウェイであったことを立証。