東京マンドリン宮田楽団の宮田蝶子のソロ・アルバム2作目。セレナーデ・タイプのメロディをコレクションした。一人二重奏、カルテット、マンドリン・オーケストラなどさまざまなスタイルで、愛らしく哀愁に満ちたトレモロの響きを楽しむことができる。
ダ・カーポが80年から93年までにリリースした、スタンダード・ナンバーのカヴァー集の再発盤。日本のポップスの名曲、そして抒情歌の素晴らしさを今一度再確認できる作品だ。
広瀬香美、約1年ぶりのシングル。(1)は日本テレビ系で放映されたドラマ『時代屋の女房』のテーマ曲に使用されたラブ・バラード、(2)はTBS系ドラマ『病院へ行こう!』の主題歌で、彼女ならではの元気あふれるアップ・テンポのポップな楽曲。
ん? まるで某社の“ミュージック・ファイル”なんて野暮は言わず、素直に喜びたいCD。コレがなくっちゃ始まらない芥川さんのナレーション、丹念に集められた貴重な音源もさることながら、解説の充実度には目をみはる。“必殺”語るにゃ必聴そして必読の1枚。
没後10周年の記念として発売された全5巻CD10枚におよぶ室内楽全集。武満と親交の深かった演奏家によって、2002年から2004年に行なわれた演奏会の模様を収録。精密で資料的価値の高いブックレット付き。
フィーチャリングでデビュー・アルバムも好評の女性R&Bシンガー、加藤ミリヤと、メジャー・デビューが決定した男性R&Bシンガー、田中ヒロマサを迎えて、人生や愛、別れと出会いなどをテーマにした楽曲を聴かせる。
ジャケット写真が元・ポーグスのシェイン・マガウアンにそっくり。無頼のアル中という設定に今さら憧れているわけではないだろうが……。実は相当明瞭に日本語を発語する歌い手ではあるので、妙にしゃっくり上げる唱法はないほうが自然だった気はする。
陰陽師・安倍晴明が活躍する岩崎陽子の人気コミック『王都妖奇譚』。2002年7月から実写ドラマもオンエア。そこで新しいファンには嬉しい95〜97年にリリースのドラマCDが4枚低価格で再発売。
元気娘が多かったおニャン子クラブにおいて、その清楚ないでたちと美少女ぶりで異彩を放っていた会員番号12番。ソロ活動ではそのキャラを生かした胸キュンの歌謡曲で人気を博した。突然の引退にがっかりした人も多い、忘れじの天使がベスト盤で帰ってきたゾ。
日本のパンク・シーンを引率し続けてきた遠藤ミチロウの、デビュー25周年記念5夜連続ライヴのドキュメンタリー。「音泉ファック」や「コルホーズの玉ねぎ畑」などの熱狂のパフォーマンスに、インタビューを加味した構成。