日本のキリスト教会でおなじみのクリスマス&イースター用賛美歌を集めた1枚。最近巷では聞かれなくなった古い日本語の文語的表現で歌われ((1)もよく知られているものと少し違う)また各曲に付けられた解説も詳しい。改めて発見するものも少なくない。
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ガメラ! 幾度となく映画化の噂が登場し消えていったが、このサントラの力の入り様を聴けば、誰もが完全復活の息吹を感じるだろう。ゴジラの暴力性よりは、ヒューマニックな哀愁を漂わせるガメラだけに、繊細なオーケストラ・アレンジと暖かみのある旋律が嬉しい。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!
中村雅俊の当たり役、「総理」が大活躍する青春ドラマ、『ゆうひが丘の総理大臣』(78〜79年、日本テレビ系で放映)の劇伴集。いつもながらVAPのこのシリーズ、ライナーのデータが濃いわぁ。(22)の元ネタはアラン・トゥーサンだな、なんておたくなことを。
ニューエスト、メスカリン、ソウルフラワーを通して、初のライヴ・アルバム。アイリッシュ・トラッドや民謡をはじめとする、彼ら独自の色とりどりなサウンド・アプローチが楽しめる。
高橋真梨子の印象が強いが、現在の三代目ヴォーカリストの松平直子の歌は、しっとりとした情感が込めらている。「別れの朝」での歌唱は逸品だ。アフロ・キューバンの「無口な夏」や歌謡性の高い「ヨコハマ・レイニー・ブルー」など歌も収録している。
呪怨のようなメイクも強烈な犬神サーカス団のレコード会社移籍第1弾。バンドのコンセプトである死をテーマにして作られている。だが基本は今までと変わらず、犬神凶子の昭和テイストの歌い回しとハード・ロックの融合形だ。湿っぽさもたまらない。
コンビニのCMでおなじみの森高&細野が贈る夏向け企画もの。あの「東京ラッシュ」を細野さん本人のオケをバックに森高が歌うという大ネタあり。ジャケットからして“トロピカル・ダンディ”入ってるし。森高を触媒に細野さんのリハビリは順調に進行中。
今年は意欲的なリリースを続ける森高。早くもニュー・アルバムの登場だ。スガシカオ作・編曲の(3)、久保田利伸作曲の(7)、COIL作・編曲の(9)など、話題曲もたくさん。いつにも増して作詞家としての彼女が冴えわたっている。精神的な充実が伝わる作品。
新作はムズカしいんでしょうかとの声にごめんなさいと返事がわりのリミックス別ヴァージョン集。個人的にはここに収録されているヴァージョンのほうが好きなものもあるが曲の浮遊感や切なさが別の角度から楽しめることもまたぜいたくというものでしょう。
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