NHK大河ドラマ『功名が辻』のサウンドトラックで、音楽は小六禮次郎。時代劇の劇伴といった作りではなく、四季の移り変わりを思わせる人生と時の流れとして描いているように聴こえる。エマニュエル・パユを起用した紀行音楽では、その印象が一段と強い。
最前線の兵器増産の要請に応えるため、佐世保工廠に通う五万六千の工員たちは夜を日に継いで働いた。太平洋戦争末期、臨時工の徴用令状を受けとった一市民が『戦うからには勝たねばならぬ』という素朴な思いを秘めて、汗と油にまみれた勤労動員の日々。佐世保市の象徴であり誇りだった海軍工廠の最後の日を綴る。
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映画『LIMIT OF LOVE 海猿』のオリジナル・サウンドトラック。『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した佐藤直紀が音楽を担当している。
見えない歯列矯正iBraces。ヨーロッパでナンバーワンの舌側矯正、ついに日本上陸。
“認めないでほしい、どっちみち灰になる”花もあれば、毒もある。路上から生まれた放浪画家が、描き、言い放つ。
ピアノを弾き語りする自作自演の女性歌手だが、歌詞にけれんがないところを見ると、本来的には“歌っているのが楽しい”タイプなのかも。武部聡志の編曲も、それに見合ってあくまでオーソドックス。中では70年代ユーミンを思わせる(4)の軽快さに味が。
本書は、現代の経済社会を支えるビジネス・ローのなかで中心的役割を果たしている株式会社法の全体像を明らかにするものである。ただし、著者独自の視点から選び出した主要論点については、より深い分析を行っている。第3版は、商法改正の歴史の中でも最大規模になる「会社法現代化」後の新制度を、平成18年2月公布の「会社法施行規則」等までフォローし解説するものである。
いまや日本を代表する大企業の中には史上最高益を出すところが続出し、株価も日経平均で二万円もありうるほどの勢いとなっている。しかし、ちょっと待ってほしい。本当に日本経済はこのまま大沸騰し、青天井のように上昇し続けるのであろうか。じつは私たちの気づかぬ間に、それらの前程をすべて吹き飛ばすような重大かつ深刻な事態が進行しているのだ。いまはまさに「浮かれる景気」なのだ。この好景気の後にやってくるものはスーパーインフレか、大恐慌か。2008年、金利暴騰、株価暴落、そしてすさまじい円安。
台湾考古。民族学の基礎を築き、東シナ海をめぐる総合的先史学の構築を試みた國分直一。自伝的エッセイとインタビューから見えてくる、その人柄と学問世界。
代稽古の帰りに立ち合いを挑まれた直心影流の達者真九郎は、つかのまの休息が終わったことを思い知らされた。四神騒動からちょうどひと月、身を潜めていた闇がついに蠢動しはじめたのだ。いままでと違う闇の仕業に、真九郎と同心の琢馬は。