昭和41年春、大学生になった伸仁は部活動にアルバイトに青春を謳歌し、房江は兎我野町のホテルで賄い婦の仕事を得て働いている。別居の熊吾は進行する糖尿病に苦しみながらも、木俣の高級菓子の夢、中古車センターの運営、森井博美の活計等、大小様々な難事の解決に奔走するのだが…。父母の劇的な人生を雄渾な筆致で描き、生の荘厳な輝きを捉えた奇跡の大河小説、圧倒的感動のフィナーレ。
暗い森に住む、年老いた呪いの魔女。ある日、人ぎらいのその魔女のもとにひとりの娘がやってきて…。呪うことしかゆるされない魔女と、優しさを知らない少女の、心あたたまる物語
「緑の子どもたち」-植物が覆われたその家には、使う言葉の異なる4人の子どもたちがいる。言葉が通じず、わかりあえず、でも同じ家で生きざるをえない彼らに、ある事件が起きてー。「空へ昇る」-大地に突如として小さな穴が開き、そこから無数の土塊が天へ昇ってゆく“土塊昇天現象”。その現象をめぐる哲学者・物理学者・天文学者たちの戦いの記録と到達。ミステリ、児童文学、幻想ホラー、掌編小説etc.あらゆる世界への扉を開く、珠玉の作品集。
1968年、後に「千里見の七夕崩れ」とよばれる大型台風による土砂崩れで町は多数の死者・行方不明者を出した。20年後、同じ町の旅館の娘・清田千遙は、東京からやってきた大学生・坂井裕二と出会う。裕二はなぜか夜ごと町を徘徊していたー激流に飲まれた運命がやがて大きな感動へとたどり着く、著者渾身の青春ミステリー!
あなたの脳ミソは、固定観念でこり固まっていませんか?創造的な人間になるには、その枠を破っていく独創力が必要なのだー。直観力をつける体操から頭のウルトラCまで、思わずニヤリのパズル満載!知恵をつけるために、話のタネに、ストレス解消のために、脳ミソを鍛えよう!目からウロコが落ちる、永遠の超ベストセラー、待望の文庫化。
「海のアジア」、それは外に広がる、交易ネットワークで結ばれたアジアだ。その中心は中国、英国、日本と移ったが、海で結ばれた有機的なシステムとして機能してきた。世界秩序が変貌しつつある今、日本はこのシステムとどうかかわっていくべきか。二世紀にわたる立体的歴史景観のなかにアジアを捉え、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイを比較史的に考察する。第一回読売・吉野作造賞受賞。
1995年1月17日5時46分-阪神・淡路大震災が奪ったのは、たくさんの生命だけではなかった。20世紀、多くのものを喪った我々に希望の光を与える文芸大作。
ユーミンが荒井由実だった頃のオリジナル・アルバムとコンピレーション版をリマスタリングした作品。
デビュー・アルバム『ひこうき雲』はディープな世界を表現し、音楽シーンに衝撃を与えた。
人気コンピのシリーズ4作目のテーマは、満を持してのボサ・ノヴァ。内容はいきなり「イパネマ」、次に「メディテーション」と、まさに名曲アルバム的選曲。ボサ・ノヴァの簡単な歴史から曲ごとの解説まで結構親切。こういう入門編はいつの世も必要なんですな。
愛に生きながら、恋に落ちていくわたしー。島清恋愛文学賞受賞、恋愛小説の新・名手、渾身の書き下ろし。
いのちを育む大自然を舞台に、野生動物の凝縮の一瞬を撮りつづける動物写真家・岩合光昭が、膨大な写真の中から選びぬいた迫力の写真集。900枚の写真と37年におよぶフィールドノートで、ホッキョクグマ、ジャイアントパンダ、アフリカゾウ、ライオン、ペンギンなど、250種をこえる野生動物のたくましく生きる姿を紹介します。
Gmail、RSS、Wikipedia、YouTube、Amazon and more…エンタテインメントからビジネスまでウェブで社会の仕組み激変中!「これだけは知っておきたい」ノウハウ満載。
「常識にとらわれない発想」を磨くことが、合格への鍵である!ゴールドマン・サックスをはじめとする超一流投資銀行や、マイクロソフト等のハイテク企業、ヘッジファンド、ベンチャー・キャピタル、戦略コンサルティング・ファームの採用面接試験で実際に出題された問題を多数収載。