たんぱく質おかず+野菜おかず+ごはん。500kcal台以下の献立!超シンプル栄養ごはん。累計会員数900万人超!あすけん初のレシピ本。
青い波が打ち寄せる海辺にぽつんと佇む小屋は、料理上手なネコシェフの店。ここに辿り着くのは、仕事や恋愛、子育てなどに悩み「現実から逃げだしたい」と切実に願う人ばかり。マイペースで饒舌なシェフは、旬の魚を使い腕をふるう。ホッキ貝のチャウダー、土鍋で炊いた鯛めし、タルタルたっぷりアジフライー美味しい料理にほぐれた心の中にある本音に向き合った時、小さな一歩を踏み出せる。疲れた心にそっと寄り添う物語。
竹本健治の連載ミステリに、ひそかに忍び込む残虐非道な殺人鬼の手記。連載が回を重ねるにつれ、虚構と現実は、妖しくも過激に昏迷の度を深める。竹本健治、綾辻行人、友成純一、新保博久、島田荘司…。ミステリ界を彩る豪華キャストが実名で登場、迷宮譚に花を添える。『匣の中の失楽』と並び賞される傑作。
原宿の路上に座り、一万人以上の人にインスピレーションでメッセージを書き綴った、勇気を刺激する路上人・軌保博光、途上の自叙伝。路上版『聖なる予言』。
かわいくて、りりしくて、たのもしいニッポンの犬たちを、世界的動物写真家がそのふるさとに訪ねた。真っ白な毛並みが美しい紀州犬、飼い主の顔をじっと見つめる賢い柴犬ーこの日本列島で約1万年も一緒に生きてきたと言われる、日本人と日本犬。そのあいだに長年培われて今は少し貴重になったかもしれないヒトとイヌの暮らし方を、愛らしさいっぱいの写真と文で紹介する。
美貌と歌才に恵まれ権門の夫をもちながら、蜻蛉のようにはかない身の上を嘆く藤原道綱母の21年間の日記。鋭く人生を見つめ、夫の愛情に絶望していく心理を繊細に描く。現代語訳を前面に出し、難解な日記をしっかり理解できるよう構成。現代語訳・原文ともに総ルビ付きで朗読にも最適。
心肺同時移植を受けた患者は、すっかりドナーの性格に入れ替わってしまうという。これは、心が内臓に宿ることを示唆している。「腹がたつ」「心臓が縮む」等の感情表現も同様である。高等生命体は腸にはじまり、腸管がエサや生殖の場を求めて体を動かすところに心の源がある。その腸と腸から分化した心臓や生殖器官、顔に心が宿り表われる、と著者は考える。人工臓器の開発で世界的に著名な名医が、脊椎動物の進化を独自に解明し、心や精神の起源を探る注目作。
大阪府警捜査一課の文田巡査部長と総田部長刑事、通称“ブンと総長”。そこに東京から研修に来た若手キャリアが加わり、大阪と東京の文化の違いに角突きあわせながらも、巧妙に仕組まれた殺人事件を追う。高速道路での乗用車爆破に始まった事件は二転三転し、意外にも偽装海難事故が姿を現す。複雑に入り組んだ海運業界の利権を巡る連続殺人事件を描く、黒川博行初期の最高傑作。
海軍航空隊最後の切り札ー新鋭戦闘機「紫電改」を駆って戦い抜いた松山三四三空の六人の若者たちの生涯。昭和二十年七月二十四日の夏空に消えた空の男たちの苛烈な日々を、米側パイロットの証言も得て描いた感動のノンフィクション。彼らは短い人生をいかに真剣に生き、どれ程の思いを残して死んでいったのか。
青年はある晩、黒髪の美女が縛りつけられ、漂流しているボートを目にした。女を救出し、浜へと泳ぎ戻った青年は愕然とする。その人物は男だったのだ!盗品とおぼしき大きなルビーを腹部に隠していた男は、よく見るとやはり美しい女にも見える。その男はいったい…。「リリオスの浜に流れついたもの」をはじめ、メキシコのキンタナ・ローを舞台にした美しくも奇妙な物語3篇を収録する連作集。世界幻想文学大賞受賞。
幼い頃から憧れていた、グレイに会いたい一心で彼の元にやってきたショア。男らしく精悍なグレイは、想像以上の優しさでショアを迎えてくれる。しかしある日、ショアは出身を偽ったことでグレイを騙したと誤解され、彼に冷たく突き放されてしまう…。だけど、どんなに嫌われても、好きな気持ちは変わらないー。けなげなショアに訪れた最初で最後の恋の行方は…。
バブルや不況、戦争を引き起こす中央銀行システムのからくりを暴き、誰が、何のために創ったかを歴史的叙述で解く衝撃の書。
『踊る大捜査線 THE MOVIE』のスタッフが贈る感動の海洋エンタテインメント作品。人命救助のエキスパート“潜水士”を目指す若き海上保安官たちの奮闘と友情、恋愛を爽やかに描いた青春ドラマ。
永遠のアジアの歌姫、テレサ・テンの魅力を存分に味わえる、母国語歌唱ばかりを集めたベスト・アルバム。中国語によるベストは約10年ぶりの発売で、オリジナルからカヴァー曲まで幅広く収録。