小さな島国に足を踏み入れた人類学者が見つけたのは、1700年代に活躍していた女性船長の記録だった。他にももっと海に出ていた女性がいたのではないかと現地の人に尋ねると多くの人は「いない」と答える…。手漕ぎボートの時代から現代まで、丁寧に史料をひもとき、話を聞き、海に出ていた女性たちの声をすくいあげる。ジェンダー平等先進国であり、漁業が盛んなアイスランドのもうひとつの姿を描き出す、こころ揺さぶるエスノグラフィー。
気候変動の影響などによる海の壊滅的な姿。海も地球そのものも破壊してしまう戦争。地球の危機を救うために、海から見えることを知ってほしいーダイビングキャリア40年以上のプロダイバーの海からのメッセージ。
202X年東京ー。暗い海、立ちこめる霧、かすむ湾岸地区。「今朝、紙ヒトエが入院しました」松下綾香のメールに、小5の市川塁はいやな予感がした。ヒトエはお台場であやしい霧を吸って倒れたようだ。原因を探るには、九死一生ゲームをしなければいけないー。封鎖されたお台場で塁たちを待ちうけていたのは…!?東京湾岸サバイバルが開幕!小学中級から。
食べることはその土地と生きてゆくこと。舌を燃やし、思い出を焼くつくすほど辛い唐辛子、庶民のキャビアと呼ばれるサルデッラに腸詰めサラミのンドゥイヤ、近海で獲れた鰯の塩漬け、シーラ山地で生産されるチーズやじゃが芋、自家製オリーヴオイルにワイン、スイカや無花果など季節を彩る果物…。南イタリア、カラブリア州出身の作家が、固有の言語と食文化を守ってきた郷土の絶品料理と、人生の節目ごとに刻まれた家族の記憶とを綴る、自伝的短篇小説集。
日本には、海の上に祀られる神社が多い、それはなぜなのか?信仰ばかりではない。バナキュラー(その土地固有の風土に沿った)建築としての水上居住は、世界中に見られる、ひととまちとみずの親和からなる“生活文化”そのものでもある。近・現代の建築家も海上都市に誘われ、試行してきた。海の建築は、何のために、どうつくり、つくられてきたのか。
海自潜水艦部隊の若き士官を襲う過酷な試練。その父は昭和16年、真珠湾に出撃しー。荘厳な人間ドラマついに完結!
百姓=農民、ではない。江戸時代、海辺に生き、漁を主ななりわいにした者たちも、身分的には百姓だった。漁法、利益配分、魚の輸送ルートなど、当時の漁業とはどのようなものだったのか?網元とその配下の網子たちの対立と協調の歴史とは?第一部で江戸時代の全国の海村の姿を網羅的に紹介しつつ、第二部では渋沢敬三が伊豆半島西岸(現静岡県沼津市)で発見した古文書を取り上げ、当地での江戸時代から明治にかけての漁業と漁師の実態を時系列で追いかける。海の男たちの知られざる三〇〇年史。
動乱の大陸から死の脱出!激戦の海洋に燃え上がる女海賊の闘魂!
■動乱の大陸から死の脱出を決行する豪快雄壮な海洋巨編がHDリマスターで発売
■ダイヤモンドを巡っての裏切りや愛憎、海洋の覇権争い、日本軍への追撃戦が、怒濤渦巻く東支那海で展開される
■ベストセラー「小説天皇裕仁」の小泉讓の原作を映画化
■「天皇・皇后と日清戦争」「汚れた肉体聖女」の高倉みゆきが美貌の海賊を、密命を受けた軍人を天知茂が演じている
■オリジナル予告編収録
※収録内容は変更となる場合がございます。
中国、日本、ポルトガル、スペインなどの史料から、渡海者と外交・紛争の事例を多角的に分析。16〜17世紀のアジア海域秩序の変転の諸相を明らかにする、グローバル・ヒストリーの試み。
アニメ「ハイキュー!!」から、ちいさなどうぶつになった、手のひらサイズのマスコットシリーズちみけもますこっとが登場です。
©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会
2020年で放送開始30周年を迎えた『ふしぎの海のナディア』より、万能潜水艦「ノーチラス号」がアニメのオープニング映像でも印象的な“海中航行時イメージカラー”にてキット化!
【設定】
古代アトランティス人が造りあげた「第二世代型惑星間航行用亜光速宇宙船ヱルトリウム」を改造した万能潜水艦。
ネモ船長以下が乗り込み、ネオ・アトランティスの打倒のために戦う。
劇中ではナディアやジャンたちを乗せ、物語前半のメインメカニックとして活躍した。
【仕様】
・設定や劇中の形状を検証し、さらに一部にオリジナルのディテールを追加して、シャープなイメージで立体化。
・キットの成型色は5色で色分けされており、「ノーチラス号」の海中航行時をイメージした成型色にて配色。
・飛行爆雷のランチャーベイは、ハッチの展開状態をパーツの差し替えにて再現。
・ディスプレイ用の「ミニフライングベース」が付属。
※本製品は再生産品です。
※画像は試作品です。実際の商品とは多少異なる場合がございます。
【付属品】
ノーチラス号本体
ランチャーベイ展開状態再現用パーツ
ベース接続部用フタパーツ
ディスプレイ用ミニフライングベース【対象年齢】:15歳以上【商品サイズ (cm)】(幅):15.2
20世紀後半、海洋における生物、非生物資源の開発利用や乱獲が現実となった。これらの開発・利用について、公海、深海底ではいずれの国も管轄権が及ばない。そのため、いまの国連海洋法条約では、生物多様性の保全や持続可能な利用の規制が不十分となっている。いま国際的に最大の論点は、このような「国家管轄権外区域の海洋生物多様性(BBNJ)」の問題である。本書はこの問題に取り組む国連などの現状とその展望について、現場にかかわる関係者や研究者によって浮き彫りにする。