自然科学と考古学のコラボが謎を解く!
現在、地球温暖化によって北極の氷は減少の一途を辿っている。しかし沿岸国のロシアや域外国の中国等は温暖化がもたらすマイナス面より、氷が融けることによって「航海が可能になる」「資源の開発ができる」というメリットに注目している。各国は来たるべき時に備えて科学調査や資源探査活動を重ね、権益確保のために軍事力の強化、基地の整備を進めている。そしてこれらの活動が摩擦を生み、いまや安全保障上の問題となりつつあるのだ。「北の海」をめぐって展開する知られざるバトルについて、現役の海上自衛隊幹部学校教官が明解にレクチャーする。
海は地球の危機にどう働いてきたか。深刻化する気候変動、海面上昇と環境難民、脅かされる海洋の持続可能性…。海のコモンズ論が人新世における地球環境問題の解決に果たす役割は計り知れない。海洋における多くの課題に対し、コモンズ論から新しい時代を切り拓く。
すべてが海藻押し葉で描かれた、この美しい本を通して海の中を旅してください。押し花アーティストのヘレン・アポンシリはつやめく海草や、ふわりとした藻、鮮やかな海辺の花々を楽しげなペンギン、ちょこまか走るカニ、銀色に光るサメの群れへと生まれ変わらせました。ページをめくれば、岩かげの潮だまりから深海まで海のものがたりが広がっています。植物がすばらしい生き物へと姿を変える様子に心が踊り波の下に魔法と美の世界を見つけることでしょう…。
日本全国の川原や海辺にはたくさんの石があります。赤や青などカラフルな石もあれば、一見何でもないように見えて、実は面白い特徴を持った石もあります。本書では実物と見比べやすいように、川や海で見つけた原石のままの姿を多数掲載しています。自分だけの宝物を見つける感覚で子どもと一緒に石探しをしてみませんか?
「重い障害のある子どもの親である」ということと向き合いわが身に引き受けていく過程と、その中でのヒリヒリと痛い葛藤や危ういクライシスを描き切った珠玉の一冊。
模擬試験(2回分)。試験用海図(15号、16号)。「海技士国家試験制度」。「六級海技士(航海)学科試験科目細目」。「六級海技士試験・受験と免許の手引き」。試験勉強に役立つ充実の資料!
我が魂と肉体の存在の意味を問う、戦争文学の新たなる金字塔。第21回歴史浪漫文学賞大賞。
稀代の作曲家は音楽だけでなく、出色の著作も数多く遺した。その中から62篇を厳選し、一冊にまとめた文庫オリジナル編集版。名曲『ノヴェンバー・ステップス』誕生秘話などの自作品の解説や、彼が愛した音楽・映画の評論、日々の随想、そして自作の小説等々、武満の関心の幅広さが窺われる。また音楽や人間を慈しむ彼の姿が、つづられた数々の言葉から垣間見られる。巻末に、現在の武満作品琵琶奏者である中村鶴城と編者との対談を収録。実演する立場から武満音楽の真髄を紹介する。
「ハリセンボン」って本当に針が1000本あるの?英語で「星の魚」って、どんな生きものなのかな?海の生きものの名前を調べてみると、「なるほど!」と思うものや「え、そうなの?」と思うものまで、おもしろいひみつがいっぱい!この本では112種類の海の生きものたちの名前のひみつにせまります。名前の由来を知れば、海の生きものたちがもっと身近に感じられます。さあ、磯遊びへ、水族館へ、海の世界の扉を開いてみましょう!
席巻する新型コロナウイルス、危機にさらされる海運、見直される海洋安全保障…現場に精通した研究者・行政関係者たちが、いま何がおこっているのか、これからどうすればいいのか、その本質に迫ってゆく。
海上保安庁初の女性潜水士・忍海愛。男性の同僚に比べて体力も技術も劣るが、誰にも負けない観察力の持ち主だ。釣り船転覆事故を受け、潜水班を乗せた巡視船ひすいが八丈島へ急行。初めての海難対応の焦りで命の危機が迫る中、愛は沈む船に奇妙な違和感を覚える。それは海保を震撼させる事件の始まりだった。
海にすむ生きものをならべてあるよ。同じなかまの生きものをさがしてね。ちがうなかまは、どこがちがうの?なかまをさがして海ハカセになろう!小学生から。