宮本輝畢生の大作「流転の海」は実に37年の歳月をかけて全九巻で完結した。松坂熊吾、房江、伸仁、三人の戦後20年間を描いたこの大河小説には、1500人を超える人物が登場する。この物語に調査の達人・堀井憲一郎が果敢に挑んだ。熊吾・房江両家の系図、それぞれの前史、舞台の地図、各巻あらすじ、主要人物388人の紹介、人物相関図、年齢早見表等…。未曾有の文学的感動のお供に必携の一冊。
サーフィン大会の日、人間の町だけをおそった、ふしぜんなあらし。まさか、コーラル王のしわざ!?なぞにせまるうち、ミオたちはコーラル王国の過去を知って…?
うみづりをたのしんでいたすしりきしたち。ところが、なかまのいわしりゅうがさらわれて…。
ヒマラヤ・アンナプルナ山群の聖峰マチャプチャレにアタック中、友を雪崩で亡くし、凍傷で指を五本失いながらも、麻生誠はついにその頂上に立つ。そこで眼にしたのは、月光を浴びて輝く螺旋の群れーオウムガイの化石であった。帰国後、不思議な現象が起こる。麻生が山頂で見た螺旋を思い描くと、耳の奥に澄んだ鈴の音が流れ、二、三秒先の未来が見えるようになったのだ…。
認知症は病気ではなく、老耄の現われ。老耄はおだやかに死ぬための自然の恵み。人間の生老病死を見つめてきた看取り医による、超高齢社会へ向けての人生賛歌。
第一歌集。
魚や貝、塩など、海のめぐみを受けて、わたしたちはくらしてきました。海の水が雨になり、森や田畑にふりそそぎ、川をとおって海にもどる。この水のつながりは、いのちのつながりでもあります。一方で津波という、海とのたたかいもありました。そして今、海に異変が起きています。陸に生きるわたしたちと海との関係を見つめなおす「生きている」シリーズの完結編、待望の文庫化。小学中級から
伝説にうたわれるアーサー王の聖剣“エクスカリバー”が、なに者かに奪われ、遠い海の底に沈められてしまった。魔法使いマーリンから、聖剣を取りもどしてとたのまれたジャックとアニー。だが、つぎつぎと苦難がおそいかかる。はたして、日没までに聖剣を救いだすことができるのか。
心の眼で捉えた、黒潮のメッセージ。海洋冒険者が、裸の感性と身体感覚でつむぐ、「いのち」と「うみ」のものがたり、黒潮回廊のヴィジョン。
私、結亜。中1だよ。私の家は海の近くの下宿屋なんだ。新しい下宿人はなんとなんと憧れのアイドルユニット“橘兄弟”!!夢みたい!五つ子たちには両親がいないんだ。だからモデルやアイドルでお金を稼いでいるんだよ。もうすぐ五つ子の誕生日なのに、なぜか次男の二葉くんにそのことをかくされて!?でもお祝いしてあげたい私は、誕生日のプレゼント代のためにモデルに挑戦することに!?海のそばの胸キュンストーリー第3弾!小学中級から。