大津波の最前線で取材していた24歳の地元紙記者は、なぜ死んだのか。そして、その死は、なぜ仲間たちに負い目とトラウマを残したのか。記者を喪っただけでなく、新聞発行そのものの危機に陥った「福島民友新聞」を舞台に繰り広げられた壮絶な執念と葛藤のドラマ。
小学六年生、天羽駆たちは、ロケットの発射場がある島の小学校の宇宙遊学生として一年を過ごす。島の豊かな自然を体験しつつ、夏休みのロケット競技会へ参加する模様を描く、少年の成長物語。
川は海にどのような影響をあたえるのかー自然形成、環境問題を総合的に記述した、日本で初に与える影響;めての画期的な本。河川事業が海の地形、水質、底質、生物、漁獲などにあたえる影響など、現在、科学的に解明されていることを可能なかぎり明らかにし、海の保全を考慮した河川管理のあり方への指針を示す。
ひとりぼっちでおるすばんのヒロくんを「ピアノいしゃ」のおじさんがじょしゅにさそってくれました。いきさきは「うみの小学校」。おじさんのくるまにのってしゅっぱつです。
有夢と瑤子と海は、いつも好きなアーティストの話で盛り上がる親友同士。しかし私立女子中学校に進学後、関係が一変する。クラスを仕切る女子に反発した海に対し、報復のいじめが始まったのだ。有夢と瑤子も次第に抗いきれなくなりー。海の母親、担任ら、大人の視点からも浮かび上がる理不尽な社会の「仕組み」。心を削る暴力の輪に組み込まれ、もがく全ての人に、一筋の光を照らす長編小説。
ふたごのうみとりくはそっくりだけどちがうからだちがうきもち。おたがいをたいせつにするためにひつようなことってなんだろう。
2022年1月7日現在で収録の最新版。海技試験の出題範囲に含まれる法令・条約を収録。船員法・船舶安全法など主要16法令は全て参照条文つき。見出し(つめ)・巻頭に掲載の法令索引。
阪神淡路地区を大地震が襲った日、36歳の仙田希美子の平穏な人生も崩壊を始めた。夫は地震の直後に愛人のもとへ行き、姑もその存在を認めていたのだった。離婚を決意した希美子は、両親や妹たちに支えられ再出発をはかる。やがて、学生時代に知り合った老婦人、毛利カナ江から奥飛騨の広大な森と山荘を相続し、息子二人と移り住むことに。現代に希望の光を与える大作。
原始から古代にかけて、祖先たちはなぜ海を越えてまで移動し続けたのか。名もなき海洋民たちが、いかに航海したのかを語る画期的な野心作!遺跡も文献もほとんど残されていない太古以来の人間と海の物語。東南アジア、地中海、インド洋、北大西洋、そしてアラスカから南米の太平洋海域…斬新な視点から、かつて誰も書いたことのない知られざる壮大な歴史を発掘する。
北海道の海には、どんな魚がいて何が釣れるの?釣り道具は?釣り方は?そんな疑問に答えるのが本書です。まずは全体像を知り、自分に向いている釣りを見つける。そんな目的にきっと役立つはずです。
流れ着いたボートに乗っていた赤ん坊を、実子と偽り育てはじめたトムとイザベル。ルーシーと名付けられた赤ん坊はすくすくと成長し、灯台守夫妻にとってかけがえのない存在になった。だが、二歳になるルーシーを連れて本土で休暇を過ごしていたとき、海で夫と子を失い悲嘆に沈む女性がいると知る。夫と妻、親と子。さまざまな絆が生み出す苦しみと幸せを繊細に描き上げ、心を揺さぶる世界的ベストセラー。
小学六年生の天羽駆は親元を離れ、宇宙遊学生として、豊かな自然と最先端の宇宙関連施設が同居する多根島で一年を過ごすことになる。同じく宇宙遊学生の周太、萌奈美、島の同級生希実と宇宙探検隊を結成した駆は、日本宇宙機関職員の加勢遙遠や宇宙ベンチャー企業を営む温水兄弟との出会いをきっかけに、島で開催されるロケット競技会へ参加しようと考えるがー足元から宇宙へ!夢と希望に満ちた青春宇宙小説。スタンバイ!