地球の面積の7割以上を占める海。大航海時代以来、その覇権をめぐって、多くの国々が鎬を削ってきた。スペイン、オランダ、イギリス、二度の大戦を経て頂点に君臨するアメリカ。そして国際ルールへ挑戦する中国…。本書は、航路や資源、国際的な法制度など多様な論点から、400年に及ぶ海をめぐる激動の歴史を描き出す。各国の思惑が交錯し、形作られてきた海洋秩序を前にして、海に囲まれた日本はどう向き合うべきか。
鎌倉に暮らす三姉妹、幸・佳乃・千佳のもとに、15年前に出て行った父の訃報が届く。葬儀に参列した三姉妹は、そこで母親の違う妹・すずと出会う。三姉妹の父を奪ったすずの母はすでに他界し、義理の母を支える中学生のすずに、長女の幸はいっしょに暮らさないかと声をかける。しっかり者の幸、自由奔放な佳乃、マイペースな千佳ーそんな三姉妹の生活にすずが加わり、移ろいゆく季節のなか、本当の姉妹になっていく四人だが…。映画『海街diary』をノベライズ。
星海こよい。君咲学院2年。天文部所属。人見知りな性格の彼女は、ある理由から掃除用具いれの中に隠れていた。優しいクラスメイトたちが探しまわってくれたため、かえって出るに出られなくなっていたこよいを見つけたのは、君咲学院で唯一の男子である「転校生くん」だった。大人気ソーシャルゲーム、ノベライズ第三弾は人気投票1位の「星海こよい」の素敵なエピソードが盛りだくさん!ここでしか読めない書き下ろしストーリーも収録して登場!!
海賊対処等関連法の可決により、特地の海を取り締まり始めた海上保安庁ならびに海上自衛隊。ミサイル艇『うみたか』や『はやぶさ』の活躍もあり、海の治安は改善されていく。一方、異世界に近代の大砲技術を漏洩した者の正体を探る江田島五郎一佐と徳島甫二曹は、現地調査を通して重大な情報を掴む。それは大国アトランティアに潜む謎の裏組織の存在だったー!超ヒット『ゲート』シリーズ海自編第3弾!異世界で繰り広げられる緊迫の海上戦!
熊本に、はるばる行きたいカフェがある。南阿蘇の駅舎カフェ、八代の変貌を見守るギャラリー喫茶、夢を叶えたツリーハウスカフェ…。熊本県内津々浦々で出会った、じんわりと心にしみる45のストーリー。好評の「熊本カフェ散歩」続編。
練習機「白菊」で沖縄決戦に飛びたった若者たちの記録。小学高学年以上。
パナマ沖空母決戦において反撃に転じた帝国海軍機動部隊は、米英連合軍機動部隊に息も継がせぬ波状攻撃を敢行!第三機動部隊指揮官の山口多聞少将が、絶妙のタイミングで“後の先を取る”攻撃を主導する。山口らが凱施し、次に山本五十六大将が用意していたのは、米本土に対する“倭寇作戦”だった。西海岸の主要都市を荒らしまわり、米国民の継戦意欲を削ごうというのだ。が、これを看破したチェスター・W・ニミッツ大将は、大量の新型艦戦ヘルキャットなどを駆使して日本の艦載機群に莫大な消耗を強いる。それを救うのが戦艦「長門」「陸奥」だった。エセックス級米空母と新型艦戦「疾風」も登場し、ついに日米両軍機動部隊は西海岸沖で再激突する!!
浄水場から下水処理場まで、どのように処理されているか、写真とイラストで紹介。また近年、深刻さを増す海のごみへの取り組みも紹介。小学校中学年から。
第一次世界大戦、シベリア出兵、関東大震災、そして…。北海道の屯田兵村に育ち、17歳で海軍機関兵に志願した青年が生きた平凡でかけがえのない日々。明治末から昭和のはじめまで、激動の時代を生きた父を、希代の児童文学作家が書き上げた評伝小説。
白竜の青年シュトラールと、その“花嫁”となった澄白。優しく穏やかな日々は、ゴルト族の竜、アメテュストの死により突然の終わりを迎えた。彼のもとを離れた澄白は、亡き母の一族が住む里を目指す。一方、シュトラールは、澄白の不在に喪失感を感じて…。澄白を持つ新たな出会いと過去に穏された真実とは?そして、すれ違う二人の想いの行方は?竜と姫君の恋絵巻、待望の第六弾!
海辺に咲く花の名前を知っていますか?万葉集に詠われて以来、源氏物語、枕草子にも登場する、日本人に最も親しみ深い海流散布植物ハマユウ(ハマオモト)を主な題材に、黒潮が運んだ海岸植物に秘められたふしぎの数々を、植物生態学者にして漂着物学の第一人者である著者が丹念に読み解く。
武装艦船がインド洋周辺に点在する城塞や商館を結ぶポルトガルの「海の帝国」再建へのジョアン三世の政略と、バスク、パリ、ローマ、リスボン、ゴア、漁夫海岸、マラッカ、モルッカ諸島、日本、広州湾と経巡るザビエルの志が交差する苦難と栄光の歴史絵巻。
海は、どのくらい広くて深いの?海は、これからどうなるの?本書は、海に関する基礎知識をやさしく解説しています。最近話題の海底資源や深海探査、海洋調査に関する話題も紹介しています。これ一冊で海に関するさまざまなことが学べます。