ストーリー展開のテキスト&本格的問題集。総合問題“チェックテスト”1回分つき。“みんなのギモン&ポイント5”収載。
年金、消費税、格差、国の借金。4つのテーマから見る、日本の将来が安泰なこれだけの理由。
いわゆる高福祉国と呼ばれる国の実態を、デンマークを例に見る。デンマークは数々の調査で「世界一幸せ」とされる国。こうした高福祉国は高い税金を課される高負担国でもあるが、そのような社会で幸せを感じるのはなぜか?デンマーク在住40年超、国籍もデンマークにかえた著者が、政府系機関の報告では見えてこない、国民目線でその理由を説く。例えば国は風邪には薬も出さないが、命に関わる病には全力で治療にあたる。もちろん無料で。こうした徹底した「無駄の削除」と「安心感」が世界が注目する独自の“デンマークモデル”として結実している様子を見ていく。
さまざまな「価値」がぶつかり合う、現代の自由社会。その結果、数々の難問が私たちの前に立ちはだかっている。金融危機、中央銀行のあり方、格差と貧困、知的独占の功罪、自由と平等のバランス、そして人間にとって正義とは、幸福とはー。本書は、経済学の基本的な論理を解説しながら、問題の本質に迫る。鍵を握るのは「制度」の役割である。デモクラシーのもとにおける経済学の可能性と限界を問い直す試み。
それなくしては国家や社会が成立し得ない不可欠の存在。しかし、わかりにくく、なじみにくいのが税金の仕組。なぜ税金を納めねばならないのか。公平・中立の原則は守られているのか。税金の歴史をふり返り、所得税、法人税、消費税など現行税制のもつ問題点と今後の展望を平易に解き明かす。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出は二十世紀型工業文明と表裏一体の関係にある。その排出削減のためには、二十世紀型工業文明を見直すと同時に、炭素税、排出権取り引き等の措置を適宜活用しなければならない。これらの措置の有効性と経済影響を吟味し、今後の温暖化対策の方向を提示するとともに、二十一世紀型文明の輪郭を描く。
年金改革や地方分権の推進など、これまでより「小さな政府」論が脚光を浴びつつある。だがその実現のためには国の財政改革を進めておかなければならないが、国と地方合わせて六六六兆円という世界最高の負債を返済するにしても、頼みの綱は結局は国民の税金だ。税金を取り巻く環境が大きく変わろうとしている今、我が国の「失われた一〇年」をもたらした税制を、豊富な諸外国のデータと比較検討し、市民の側からもう一度見直す税金の基礎知識。
本書では、1992年の地球サミット後を原則としてこの数年の出版に重点をしぼって、ぜひ読んでほしい約100冊の環境本を分野別に選定した。内容は、書評ではなく、あくまで紹介に徹している。
課税事業者になるかどうかの判定、簡易課税選択の損得、総額表示のやり方から、日々の経理処理や申告・納税のしかたまで、消費税実務のすべてが、初めての人でもスラスラわかる本。
本書は消費税法の平成15年度の改正内容を踏まえて、条文ごとにその制定の趣旨及び内容をわかりやすく解説している。また、消費税法に新たに創設された「総額表示義務」等について、先般公表された「事業者が消費者に対して価格を表示する場合の取扱い及び課税標準額に対する消費税額に対する消費税額の計算に関する経過措置の取扱いについて」(法令解釈通達)の解説も付した。
開業から申告対策、税務調査、事業承継、相続まで経営者が“知っておくべき”税務・会計の基礎知識を網羅。
平成16年4月1日施行の改正消費税法等による。難解な法律的表現を避け、親しみ易い会話調表現を採用。法令の個々の条文、通達の各項について立法、制定の趣旨、考え方を徹底的に究明。法令、通達の一つ一つの字句について懇切に説明。合併、分割、公共法人課税など、難解な条文について図解、計算例によってていねいに解説。
複式簿記の知識がまったくない人でもわかる。毎月の経理処理のポイントや年に1回の経理処理など経理の流れに沿って記帳法を解説。貸借対照表が自分で書ける。勘定科目ごとにポイントを解説。
10の「誤解・妄説」を徹底論破し、あるべき姿を示す。二〇〇四年改革の意義をも積極的に評価。
日本はなぜ、消費税への反発が強いのか。導入後16年間の実態を克明に検証し、21世紀の消費税のあり方を提起する。
申告・納税する立場から、基本と要点をわかりやすく開設した実務書。