明治以来、日本に導入された欧米の諸制度は官主導で巧みに変形され、似て非なる「日本型」の仕組みとして運用されてきた。近代化達成に有効であったこれらの制度は、しかし今や新たな誤解と摩擦を生み、国際的不調和の一因ともなっている。異質な制度の平準化を図るために日本は何をすべきか。競争政策、入札・契約制度、消費税、製造物責任制度、知的所有権について、導入の過程を辿り、変形の原因を追及して今後の方向を考える。
本書は、日本の企業社会に絡み合った税制にメスを入れることを第一の目的としており、税体系の中での企業課税の位置づけ、企業課税の現状と問題点、新たなる企業課税といったテーマについて、できるだけ正面から論じようとするものである。
条文の読み方から合格レベルまでクリアできる新学習書手順を踏んで学習が着実に前進できる。
平成6年度において、相続関係に大きな改正がありました。また、最近ブームになっている低価格で家が持てるという「定期借地権」の税務も明らかになり、これらの改正をふまえて、新たな「設例」を設けてわかりやすい解説にしました。
勤労者世帯主に平均5000万円の死亡保険、長生きするほど得するK式トンチン年金、高齢者のための事業団の創設…。本書には、著者の長年の研究の成果である、未来への希望に満ちた制度が描かれている。安心して老いるための究極の提言。
本書は、税理士試験の受験者のうち、消費税法、酒税法、国税徴収法を選択される受験者のために、過去44回の全出題を収録するとともに、昭和50年度以降のものには現行法に基づいた模範解答と詳細な解説を付し、さらに出題のネライを加えて、実際の試験問題を浮き彫りにし、受験者の方々の格好の参考の資とした。
原理なき日本税法の問題点を鋭くえぐり、納税者の側に立って税金のあるべき理念を提示する。青木「税金学」25年の集大成。
不公平まやかし税制の全骨格を示す。大蔵省ゴリ押し強制にこれだけの矛盾。高齢化対策・業種間格差対策等の消費税必要論はすべて神話だ。国民的常識のうそを衝く。
それなくしては国家や社会が成立し得ない不可欠の存在。しかし、わかりにくく、なじみにくいのが税金の仕組。なぜ税金を納めねばならないのか。公平・中立の原則は守られているのか。税金の歴史をふり返り、所得税、法人税、消費税など現行税制のもつ問題点と今後の展望を平易に解き明かす。
生活のあらゆる場で応用できるすべての節税術を徹底的に教える本。消費税対策、マイホーム取得、相続贈与、生命保険の使い方、会社の法人化、裏金の使い方等々、サラリーマンから経営者、自営業まですべての生活者にとっての必携、最新版。
得する申告完璧ガイド。毎日の記帳・決算から青色申告までの流れをズバリ解説。
庶民をいじめる亡国税制を撃つ。消費税アップを決める前に、なぜ大企業の優遇税制にメスが入らないのか。海外に経営拠点を移して法人税を免れるとは何事か。こんな不公正税制を放置して財源不足を広言するなかれ。悪魔の仕組み、税制の歪みを暴き、生活者に眼をむけた根本的な改革への具体的提言を行う。
アパートを建築する場合、所有者を誰の名義にしたらよいか。特定優良賃貸住宅の税務上のメリットとは。借金によりアパートを建築した場合のリスクとは。アパートを物納することができるか。定期借地権を利用したアパート建築の節税効果とは。アパート・マンション経営者、営業マン待望の書。