なぜ戦争に?その終わりは?我々は何をすべきなのか?いま試される「法」「政治」そして「思想」。世界と日本が直面する問題の核心に法哲学者、井上達夫が真正面から迫る。
犬は言葉を理解できる。では言葉を使うことはー?言葉の遅い子供の支援に携わり、彼らと補助代替コミュニケーション(AAC)デバイスで会話してきた、言語聴覚士の著者クリスティーナ。ある日、彼女は生後八週間の子犬、ステラを引き取ることになる。チョコレート色の愛らしいミックス犬ステラと暮らすうち、著者は、人間の子供と子犬とで自分の言葉への反応がとても似ていることに気づく。ステラを言語聴覚士として介助したなら、何が起こるのだろう?こうして、クリスティーナの「犬に言葉を話すことを教える」という途方もない探究がはじまった!犬と話すーその夢は、実はこんなやり方で叶う。世界ではじめて人間と話した犬との日々を綴ったノンフィクション!
5人の作家が描く、生きる意味と切ない純愛に涙する余命短編集。余命を隠したまま恋人に別れを告げた主人公の嘘に涙する(『優しい嘘』冬野夜空)、命の期限が迫る中、ウエディングドレスを選びに行くふたりを描く(『世界でいちばんかわいいきみへ』此見えこ)、大好きだった彼の残した手紙がラスト予想外の感動を呼ぶ(『君のさいごの願い事』蒼山皆水)、恋をすると寿命が失われる病を抱えた主人公の命がけの恋(『愛に敗れる病』加賀美真也)、余命に絶望する主人公が同じ病と闘う少女に出会い、希望を取り戻す(『画面越しの恋』森田碧)-今を全力で生きるふたりの切ない別れを描く、感動作。
薬が原因であるもっともらしさ、薬以外が原因であるもっともらしさを21のケースで考える。
資産運用のポイントをお金のプロがやさしく解説!運用の基本からベストな商品選びまで、オールカラーでやさしく解説。
吉原火付け遊女への粋な裁きに大喝采!奉行は南町の矢部定謙。この名奉行に悪辣な罠が…。老中首座の水野忠邦と鳥居耀蔵による濡れ衣で奉行を能免され評定所の詮議へ。非道な評定に江戸町衆は…。第11回日本歴史時代作家協会賞シリーズ賞受賞作品。
データ分析を駆使して日本企業の発展に迫った「数量経営史」初のテキスト。
禅は悟りの修行であり、日本人の文化や生活のあらゆる領域に浸透している。悟りとは、日々の暮らしの経験に新たな意味を発見することだー。禅を世界に知らしめた大拙が、水墨画、剣術、武士道、俳句、茶道といった日本文化の精髄を英語圏の読者に向けて平明に解き明かした代表作。宮本武蔵、松尾芭蕉、千利休、良寛ら「禅者」たちは、自らの生をいかにして創造的な作品へと変えたのか。原著の改訂のすべてを収めたはじめての完訳版。