本書は、テイスティング用語のひとつひとつをより具体的に、なぜそのような香りになるのかを解説しつつ、応用編としてボルドーの各村ごとの特性の違い、ブルゴーニュやローヌ北部各AOCの微妙な違いを例にあげている。
日野元彦の偉大さは、日本を代表する一人のドラム奏者という事実を超えて、彼の見開いた“日本ジャズ界の21世紀”への視点とすばらしい実行力にあった。この書は徹底した取材と敬愛の念溢れる体験を基に、誰からも愛されたトコちゃんの人間性に深く迫った好著と言えよう。中でも深夜の「新宿ピットイン」を舞台に地道に展開された「クラブ・トコ」の記述は、日本のジャズ史上貴重な資料として永く記憶さるべきものだ。中平穂積・内藤忠行の貴重なジャズ・ジャイアンツ写真集32P収録/未公開写真多数含む。
コーランにつぐ「聖典」、ブハーリーの“ハディース”。
「阿部説は10年かかりましたが実現しているのです。私は多少時期尚早であるのかも知れませんが、時代の先を読んで先導しているつもりなのです。」政策法学ー阿部泰隆の名講演。
第1部では、通例、「経済原論」として扱われる内容を、コンパクトにまとめた。第2部は、第1部の「展開」という形をとっている。
私はその閉ざされた扉のひとつひとつをノックした。私自身の眼差しでー。小説『ディングルの入江』の舞台となる冬のアイルランドを訪ねた写真家の眼は、荒涼として夜のように暗い地の、固く凍てついた扉をひらいてゆく。それは自らの心の軌跡をたどる、祈りと癒しの旅路。静謐さに満ちた72葉の写真に、小説からの抜粋をちりばめて、言葉と風景とが融合し、響きあう「見る」小説。オールカラー版。
本書は、J-POPSのヒット曲をフィリピノ語(タガログ語)で歌って楽しみながら、基本的なフレーズや語彙を身につけることを念頭に作られた、新しいタイプの娯楽型楽習教材の第2弾で、12のChapterから構成されている。
吟醸酒、本醸造酒、純米酒、熟成酒、4タイプの味わいと似合いの料理をズバリ紹介。
「赤毛のアン」を愛するすべての人に贈るプリンセスエドワード島画集。
本書は208題のQ&Aからなっている。すべての領域を網羅することよりも、まず基本的な知識を整理することを目的とし、問題を精選。薬理学の重要事項はもれなく収載している。
カンツォーネ・ブームを生んだ音楽祭の町サンレモ、王侯貴族が愛するポルトフィーノ、リヴィエラ海岸の「山間部」の魅力、そして16世紀の国際金融を支配したジェノヴァのすべてが分かる待望の書が誕生。
闘病の末ガンで逝った夫・藤本敏夫。人生の秋の入り口で、登紀子さんに突然訪れた哀しみと孤独。その戸惑う女心を“一書一夢”と紡いでいくと、今を生きる女たちへの応援歌になった。喪失の哀しみをのりこえて綴る、恢復の記録。