田舎でひとり暮らしをする藤島さんは、深夜逆転が常の不健康な二十九歳。今日も深夜、冷蔵庫を漁るも…何もない。お腹が空いたぞ。そうだ、買い物、行こうかなー。近所のコンビニに深夜の買い出しに出かけた藤島さんが手に取るのは、サバの缶詰、レトルト、サラダにおでんに、チキンカツ…それにほんのひと手間で、深夜ごはんの出来あがり。止めたいけれど止められない、お腹が求める深夜のお食事。いつもよりもほんの少し幸せになれる、藤島さんの深夜ごはんのお味は?
夜空に瞬く恒星は、どれも小さな点にしか見えない。だがじつは、どいつもこいつもとんでもない!星とは思えぬ異様な姿、奇想天外なふるまい…はるか遠くの彼らの想像を絶する「生きざま」が、いま観測技術と天体物理学の進歩によって、少しずつ明らかになってきている。恒星研究のプロフェッショナル厳選、10個のへんな星たちに驚き笑い呆れながら、星の物理を学べる本。
米国東部のアパラチア山脈に沿って続くアパラチアン・トレイル。全区間スルーハイクを行った著者は、足元に伸びる道に疑問を抱く。「トレイル=道」はどのようにできたのか?発展する道とすたれてしまう道の違いとは?根源的な疑問への答えを求めて、世界各地をめぐり、はるか昔の化石や動物の行動に関する最新の研究成果を求め、ネイティヴアメリカンの生活と思想、さらに東洋哲学の「道」に至るまでを訪ねる遠い旅に出た。歩くことを通じて、人間の存在と行動の起源に迫る。2017年全米アウトドアブック賞受賞作。
お腹の子の父親を追って旅する女、肌は白いが黒人の血を引いているという労働者、支離滅裂な言動から辞職を余儀なくされた牧師…米国南部の町ジェファソンで、過去に呪われたように生きる人々の生は、一連の壮絶な事件へと収斂していく…。ノーベル賞受賞作家の代表的作品。
田舎の名士の屋敷、赤い館で銃声が轟いた。死んだのは、15年ぶりに館の主マークを訪ねてきた兄。発見したのはマークの従弟と、館に滞在中の友人に会いにきた青年ギリンガムだった。発見時の状況からマークに殺人の疑いがかかるが、肝心のマークは行方不明。興味を惹かれたギリンガムは、友人をワトスン役に事件を調べ始める。英国の劇作家ミルンが書いた長編探偵小説、新訳決定版。
売れる理由と売れない理由。実家の洋菓子店の経営を立て直すため、独学でネットショップを始めた駒子(28歳)。サイトに客が来ない、売れない、と苦戦する彼女の前に、鋭いアドバイスをする謎のスイーツ男子が現れて…!?ECで成功する具体的手法や流れを、まんがと記事でわかりやすく解説!
医療未来学の第一人者が描く、53の未来予想図。すべてに根拠あり!
ここは、大人の「保健室」。誰かに聴いてほしい。でも、誰にも言えない。「何か」を抱えたお客さんとたった一人の薬剤師との物語。
コンビの改名・結婚・子育て…人生で最も激しかった10年間の記録。
本書では、’50年代のMITに端を発するマニアックなコンピュータ狂の天才少年たちが『ウォー・ゲーム』のモデルになるような無軌道ぶりを発揮しながらも妥協を拒み、官僚主義と戦いながら理想を追い求めていった姿を描く。
「ガリバーりょこうき」はイギリスの作家スウィフトが1726年に発表した作品です。4話あって、その第1話がこびとの国の物語になっています。スウィフトはこの物語をおとなに向けて書きました。登場するこびとの国や巨人の国を当時の人間社会と重ね合わせ、痛烈に諷刺した作品だったのです。しかし、この物語の不思議さ、面白さは非常に魅力的でしたので、いつか子供にもっとも親しまれる作品のひとつとなっていったのです。
ゼネラルモーターズ(GM)を世界最大の企業に育てたスローンが語るマネジメント哲学。経営書の最高傑作が待望の復刊。
本書は、単語やフレーズを指さしながら会話ができる本です。実際の会話の場面で話し相手に興味を持ってもらうための工夫がいたるところでなされています。言葉の一つ一つは、使うためはもちろん、現地の人たちに“ウケる”ことも考えて選ばれており、イラストも興味をひくために盛り込みました。第1部「指さしシート」は、見たいページがすぐに開けるよう、状況・項目別に分類されています。各単語には、できるだけ実際のフィリピン(フィリピノ)語の発音に近い読みがなを付記。第2部は、フィリピン(フィリピノ)語の基本知識、文法や会話のコツなどコミュニケーションをさらに深めるためのページを収録。第3部(日本語→フィリピノ語)・第4部(フィリピノ語→日本語)は便利な辞書形式の単語集で、それぞれ約2300語を収録しています。
足利将軍説、イエズス会説、秀吉説、家康説、本願寺説、朝廷説ー次々に登場する信長殺しの「黒幕」たちに、事件関与の決定的な証拠はあるのか。