ローマ圧政下のエルサレム、劇的なイエスの誕生から洗礼者ヨハネの処刑、ラザロの復活、ユダの裏切り、そして十字架への道を一気に描く!新約聖書は世界最強のサスペンスだ。エンタテイメントのすべての要素がここに詰まっている。世界10カ国で翻訳!全編ハイライト・シーンの連続。
25万人を内視鏡検査した世界的権威の説く健康法。
スタジアムという空間、応援という行動ーファンの視点から描く画期的な日本戦後史。
半年前、三月は七日に恋をした。実の妹の七日に。今も消える事のない欲望の炎が燻っている。半年前、七日は三月に恋をした。双子の兄の三月に。未だ自分に触れてくれない事を寂しく思う。次第に募る苛立ちを隠せず、孤立していく三月と、戸惑いながらも小さな幸せをかみ締め、順応していく七日。そんなすれ違いの中、七日がある男子生徒から告白され、その真実を知った三月は思いきった行動にー。不器用な二人が紡ぐ、拙く切ない恋のその後。
宇宙へと産み落とされた嬰児「のぞみ」は、いってみればよちよち歩きを始めたばかりだ。それを、子供の目の前で手をたたくようにして火星まで導かなければならない。あんよはじょうず、あんよはじょうず。それは苦難に満ちた旅の始まりだった。あいつぐトラブル。それでも「のぞみ」は二十七万人の祈りと希望をのせて火星へと飛び続けた。火星探査機「のぞみ」の苦闘のすべてを描く、迫真の科学ドキュメンタリー。
ポスト構造主義とポストモダン。今なお続く混乱と疑惑と誤解のなかにあるこの思想を、机上の論ではなく実践という断面からバッサリと斬って見せます。本書ならではのわかりやすさです。
ベンチャーキャピタルよりスリリング、コンサルティングファームよりアツい魂。堀紘一が創業した「ベンチャー支援プロ集団」のライヴ・ドキュメント。
薔薇戦争の末期、世の中に平穏が訪れようとした頃、醜悪な容姿と不自由な身体を持つグロスター公リチャードは、王となることで全ての人々を嘲笑し返そうと屈折した野心を燃やしていた。やがて彼は兄王エドワード四世の病死を契機に、暴虐の限りを尽くして王位を奪う。しかし、明晰な頭脳を誇ったはずの彼にも思わぬ誤算があったー。シェイクスピア初期の傑作を、原文のリズムにこだわった名訳でおくる決定版。
新たに、最前線クリエイター使徒の秘伝を加え、古今コピー傑作集も大幅充実し、広告界ほぼ五十年の知恵を結集。これは、技術と知識を身につける書であり、コミュニケーション・ビジネスのバイブルとなる。
日本全土を戦乱の渦に巻きこんだ戦国時代、この動乱期に活躍した人物や江戸時代以降、講談などで人気を博した人物には、その出自や実績が怪しい者が数多いて、はては実在する疑わしい者も少なくない。天下人から武将、剣豪、忍者まで、“戦国有名人”の虚実を探る異色の戦国史。
成功確率が限りなくゼロに近い医薬品の開発。この可能性に賭け、見えない航路を目指す研究者たち。膨大な時間と人類の英知から生まれた薬は、多くの人の命を救った。七つの奇跡の薬がいかに開発されたか。知られざる製薬開発の現場を詳細な取材から描き出す。
「ネイト、君は名詠式のもうひとつの素顔を知った時、それを受け入れる?それとも対峙する?-君の旋律が楽しみだ」凱旋都市エンジュの一隅で、そう呟きシャオは微笑む。“イ短調”のサリナルヴァからある依頼を受け、エンジュで開かれる新種触媒の披露会に出席することになったネイトたち。しかし、そこには空白名詠の使い手・シャオが待っていた。シャオは告げる。今この時、ネイトとクルーエルがエンジュに集うことが鍵となり、“ただそこに佇立する者”への扉は開かれるのだ、と。鍵とは、扉とは、何のことなのか?全てが謎に包まれたまま、問題の披露会が始まろうとしていたー。詠う召喚ファンタジー、世界が意味を変える新章突入。
「お前はかぐや姫か!」「成人式くらい二度としません」-ウンチク&たとえツッコミ王の上田晋也と、天才的なボケを繰り出す有田哲平の知性派(?)お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」。彼ら二人が残してきた荒唐無稽な名言の数々は、いつどこで、どんなきっかけで世に出ることになったのだろうか。読めばきっと役に立つ…はずの爆笑名言誕生のエピソード、全104体を一挙大放出。
光文社古典新訳文庫では創刊以来、対談、講演、エッセイ、評論など、いわば「古典新訳文庫の衛星群」といえるものを生み出してきました。今回、この“衛星たち”が一堂に会し「新星」となって誕生しました!散歩の途中でカフェに立ち寄るように、気軽に手にとってみてください。
「武士の世はイイクニつくろう鎌倉幕府から始まった」「天王山は天下分け目の争奪戦」-。テレビの歴史番組や教科書の影響で、広く私たちのあいだに広まった通説の数々。しかしなかには、いかにも思い込みや思いつきで描かれた俗説が多くまかり通っている。結果論から後づけで説明したり、現代人の視点で推測したり。歴史を動かしたとされる事件や合戦、人物の機略や行動は、じつのところアヤシイものばかりなのだ。あなたの“歴史常識”は、はたして大丈夫か?本書を読めば歴史の見方、とらえ方がよくわかる。
不朽の武道書に学ぶ勝者への道。わかりやすい新訳で読む古典の名著。