最近の戦国ブームに乗って“よくわかる戦国史”“ここまでわかった戦国合戦史”といった本が多数刊行され、さもその実像が分かってきたような話が氾濫している。例えば、「進んだ軍隊」と言われる信長軍に鉄砲兵がどの位の比率でいたのかのデータは残っていない。根拠のない俗説が闊歩する現状を憂い、軍事史上の未解明テーマに挑戦する意欲的書。
本書は、「理科の基本で、子供が親にたずねることが多そうな疑問」、なおかつ「わかっていないと少し恥ずかしいと思われる疑問」、それでいて「正しく説明するのは難しそうな疑問」を9つ取り上げ、架空の親子の会話形式でほほえましく解説します。例えば、「どーして、夏は暑いの?」(天文・地学のきほん)、「どーして寒くなると風邪を引くの?」(人体のきほん)などがわかります。
長文の事例問題をいかに読み込むのか、事案解析の作法を詳細に解説。事案分析力をトレーニングする事例演習書。法科大学院、法学部生のテキスト・参考書として最適。
地方自治体の「財政破綻」と「再生への道のり」をリアルに描く!ふるさとを守るため、生活や命と直結する「行政サービス」の何を残し、何を削るのか…?大阪府内の架空の町「なみはや市」を部隊に、「財政再建案」の作成に奮闘する市役所職員たちの人間模様と、切実な問題を抱える地元住民との心の交流を描きながら、「まちづくり」のあり方を問う。財政問題と苦闘している大阪発ならではの本格的社会派ドラマ。
フジテレビ系CSのゲーム・バラエティ『ゲームセンターCX』のスタッフが放つDVD-BOOKシリーズに、ナムコ編が登場。「パックマン」や「ゼビウス」など名作ソフトを、よゐこ有野のコメント付きで紹介する。
フジテレビ系CSのゲーム・バラエティ『ゲームセンターCX』のスタッフが放つDVD-BOOKシリーズに、テクモ編が登場。「ソロモンの鍵」などを生んだテクモについて、よゐこ有野のコメント付きで紹介する。
知れば知るほど魅力的なスズメをあらゆる角度から観察。日本人のスズメ観を通してよりよい共生の道を模索する。
お互いに記憶の深層から紡ぎ出した欲望の言葉で、“近親相姦”を語る兄と妹(『アガタ』)。不在の男を相手に、女が電話越しに“別れ話”をひたすら語る(『声』)。男と女、すれ違う言葉と想い…。対話と独白の、抑制された動きと「語り」の濃密さが、鮮烈な印象を与える、一幕もの傑作2篇。
ナザレのイエスが自らの命をかけて実現しようとしたものとは?イエスの苛烈な生涯、過乗な愛の言葉。罪と救済、戒律と自由、罰と慈愛…「旧約」と対極をなす新約聖書のすべて。ドレの版画78点収録。
ついに本性を現した魔術師アグシーダ。その正体は“夢を見続ける神”のアバターだった。無限舞台の観客であることに飽いた神は、自らが舞台に立つことを望み、アグシーダを介して“雑音”を動かし、無限舞台=世界の終末に向けて突き進む。それを阻止すべく、翔たちは生き残っている“端末”たちと共同戦線を張ろうと試みるがー。いよいよ最終決戦、神を出し抜くことはできるや否や!?超加速無限バトル、驚愕のファイナル。
「僕を、後ろに乗せてくれませんか?」岩山のそれが悪運の始まりだった。頑なで孤独な中年・岩山は、バイクでロングツーリング中の青森で、自傷癖を持つ歯科大生・斗児を拾ってしまった。代々歯科医院の家柄から外れようとする息子に、父の追手が迫る。わけあって、東京駅になんとしても向かわねばならない斗児。亡き父との残酷な過去が影を落とす岩山。そして始まった奇妙な二人旅の途次、彼らはさまざまな父と子の姿を目にすることに…。
海外では多くの命を救っている最先端の医薬品が日本では使えないー。中核病院の閉鎖、医師不足、複雑怪奇な保険制度など医療「後進国」になってしまった日本の医療をどうすべきか。医師にして医療分野のベンチャーキャピタリストとして活躍する著者による警世の書。
昔日の雅と恋の模様を活き活きとつづる。若き日の歌人吉井勇が心の風を読み、竹久夢二が相愛の美を描く。
2010年度1級・2級・3級全問題の完全解答・解説が1冊に。最難関の1級にいざ挑戦。