自らが発見した理論と法則によって権力を握り、指導者としてロシア革命を勝利に導いたのち、その理論と法則ゆえに最大級の異端として、もろとも歴史から葬り去られたトロツキーの革命理論が現代に甦る。付録として本邦初訳の「レーニンとの意見の相違」ほか5論稿収録。
40歳で失明、1日3キロ、1年300日、白杖ついて、京都の街をてくてく歩く。
迷い、失意のどん底に落ち、それでも人は生きていく。二十年間勤めた会社を辞めて足掻き続ける男、捨てた故郷へ向かう道中で自分自身を見つめ直す男…著者が自らを投影した「俺」たちが、バイクで旅を続ける。そんな不器用な男たちの愛すべき生き様を描いた全三十六編の傑作短編集。単行本刊行時の友情秘話を綴った書き下ろしエッセイも収録。
俺達は壁の中で生まれ、そして壁の中で死んでいくはず、だった…。閉ざされた街“テレス”。天空に浮かぶ理想郷“セレス”に飼い殺された街。有害物質を含んだ雨が今日も静かに降り注ぐ、灰色の街。“アセンション”-一五年に一度開催される謎のイベント。そして“セレス”への唯一の脱出手段。五人ひと組のチームで課題をクリアし、最終的に選ばれた五人だけが“セレス”に行ける。俺は決めた。病弱な幼なじみの少女・美森と一緒に“アセンション”に参加することを。だが“アセンション”の実態は、脱落=死、という掛け値なしのサバイバルゲームだった!「一人で生き残るだけなら、簡単だ」。
日本橋南界隈の湯屋の用心棒・源三郎は、旗本の三男坊。長兄の南町奉行から市中探索も任されている。十年ぶりに剣道場を訪れた源三郎は、師の零落ぶりに愕然とする。その帰路、すれ違った浪人から血臭と殺気を嗅ぎ取った。時を同じくして江戸を騒がす連続辻斬り事件。さらに、同じ長屋に住む浪人父子に迫る追っ手とは?悪逆の輩を源三郎の剣が裁く時代人情小説。
いまも読み継がれる大ベストセラー『武士道』の著者が懇切丁寧に説いた人生を前向きに歩いていくための心の持ち方・考え方。
藤原新也・日本漂流。聖地はここにある。歩き続けることだけが希望であり抵抗なのだ。
貧しい人びとをだまして戦地におくる、アメリカ格差社会の現実。イラクでの蛮行の数々。そのすべてを元兵士が書いた。
心の折れない人間になる。世界的名著『武士道』を世に送り出した著者による幻の大ベストセラーを復活。毎日のわずかな時間で自己啓発ができる!日々の積み重ねが人生を大きく変える!わかりやすい新訳で読む古典の名著。
待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね太宰が朋友壇一雄に囁いたという至言ー材をシラーに舞台をギリシャにとりながらメロスは、軽率、愚直、直情的と、典型的な津軽人であった。朗読によって見える名作!純正の朗読が名作を全ての人々の昔噺に。
新型インフルエンザもメタボもガンも怖くない!ミリオンセラーから4年ー「若返り酵素」を活性化させるまったく新しい健康・美容法。
西洋名画の数々を鑑賞しながら、キリスト教の隠された秘密に触れる、楽しい3冊シリーズ。第1弾は「新約聖書」篇。イエスを殺害したのは「何者」か、「最後の晩餐」のメニューは何か…。マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの四福音書に書かれたイエスの物語と、謎が謎を呼ぶヨハネの黙示録。おなじみのエピソードや魅力に満ちた画題を、美術はどのように解釈し、描いてきたのか。そこから浮かび上がる数々の謎と知られざる真実とは?!カラー口絵付、図版多数の学芸文庫オリジナル。
徳川幕府崩壊とともに三一歳で隠居し、ヨーロッパを一民間人として漫遊した成島柳北(一八三七ー八四)。幕府外国奉行として渡欧した栗本鋤雲(一八二二ー九七)。祖国のために観察した現役の外交官鋤雲と、心の赴くままに漫歩した自由人柳北の、二つの西洋見聞録。
DSの人気ソフト『レイトン教授』シリーズを原作にした映画『レイトン教授と永遠の歌姫』のサウンドトラック。音楽担当は西浦智仁。フル・オーケストラ による劇伴は重厚でありつつ、どこか軽い味わい。映画版のヒロイン役である水樹奈々の歌う主題歌「永遠の歌姫」は重厚。
最新作『レイトン教授と超文明Aの遺産』が2/28発売!
石ノ森章太郎の『マンガ家入門』の外箱&カバーを使用したジャケット・デザインが秀逸なフラワーカンパニーズのベスト。結成から20周年を越え、メンバー不動、情けなさもカッコ悪さも飲み込んで走り続ける男たち。巷にあふれる青春頑張れロックとは一味も二味も違うガッツを感じる。
「男性のハゲ、デブ、メガネ、チビ。最も嫌なのはどれ?」と聞くと、女性たちの答えで一番少ないのは、「ハゲ」だという。「全然気にならない」「別に嫌いじゃないけど」と、男性のアタマに寛容な女性は驚くほど多い。ホントなのか。だったら、高い金を使い不自由な思いをしてまで男はカツラなぞかぶらなくてもいいのでは?それなら、カツラーの妻(彼女)たちは、どういう思いで暮らしているのか?自らもカツラーである著者が、勇気をふるってインタビュー取材を敢行。