「未解決の謎か」ある夜、ミス・マープルの家に集った客が口にした言葉をきっかけにして、“火曜の夜”クラブが結成された。毎週火曜日の夜、ひとりが知っている謎を提示し、ほかの五人が推理を披露するのだ。いまなお世界中で愛されている名探偵ミス・マープルが初登場した作品集、新訳でリニューアル!凶器なき不可解な殺人「アシュタルテの祠」など粒ぞろいの13編を収録。
前世で貴族に騙され不幸な死を遂げたリズは、今度こそ好きに生きるため、聖女になると決意する。リズは次期聖女候補として、身分や思い込みにとらわれず選定試験を“自己流”でクリアしていく。その勢いはすさまじく、次期聖女は決まったものと思われたが、予期せぬライバルが登場し事態は大きく動き出す!同じく転生していた前世の恋人、キーファと共に次の課題に挑むリズの前に、更に前世の自分そっくりの女性が現れて!?「私にはわかる、あなたの本当の正体がー」再び襲い掛かる前世の因縁もふっとばす、爽快ファンタジー第二弾、開幕!
実効性と速度を兼ね備えた「L(LOOK)A(ASK)M(MODEL)D(DISCUSS)A(ACT)」こそがリーダーとチームの生産性を劇的に上げる!トヨタでも使われている発展型PDCA。
現存在は世界においてどのように存在しているのか。ここまで、世界内存在を構成する三つの契機を示す概念「世界」「世人」「内存在」を手がかりに考察を進めてきた。この第5巻では、現存在の存在様式の全体を捉えるまなざしとして「気遣い」という観点から考える。(第6章第44節まで)
「死刑囚!いつもひとりでこの想念に耐え、それが消えないせいでいつも凍え、その重みにいつも打ちひしがれている!」刻々と迫るギロチン刑の時。独房での日々から断頭台に上がる直前まで、主人公は自らの胸の内を赤裸々に告白する。死刑制度廃止を訴えたユゴー27歳の小説。
「なんでみんなのように読めないの?」発達障害の中でも気づかれにくいLD(発達性読み書き障害、算数障害など)の概念、特徴、対応方法を包括的に解説!DSM-5、ICD-11にも対応。
これからのリーダーは、指示しなくていい。引っ張らなくていい。ひとり一人と関わらなくていい。正解のない時代の最強のチームマネジメント!!8000人を超える集団や企業が「自ら考え動き出す」組織に変わった最強メソッド。
九月七日十二時三十分クロイドン発フランス行き。十歳のローズ・モーリーは初めて飛行機に乗った。父と祖父、祖父の世話係が一緒だ。パリで交通事故に遭った母の許へ急ぐ旅であることも一時忘れるくらいわくわくする。あれ、お祖父ちゃんたら寝ちゃってる。-いや、祖父アンドルー・クラウザーはこときれていた。自然死ではなく、チャールズ・スウィンバーンに殺されたのである。
知的で美しいドロシア・ブルックは二十歳前の娘だが、自分の人生を偉大な目的に捧げることを熱烈に願い、温厚でハンサムな准男爵を退けて、学究生活に打ち込んでいる厳めしい五十がらみの牧師と婚約する…。地方都市ミドルマーチを舞台に緻密な人間描写で織りなす壮大な物語。(全4巻)
知識とは何か、ほんとうに知っているとはどういうことかを主題に、ソクラテスの助産術などのエピソードをまじえ、知識と知覚について、相対主義批判、記憶や判断、真の考えなどとの関係について対話を重ね、若き数学者テアイテトスを「知識の哲学」へと導く、プラトン絶頂期の最高傑作。
オフィスの謎も悩みもクリーンに解決!大介と結婚し派遣で清掃の仕事をしているキリコ。オフィス清掃をしていたある夜、シュレッダーのゴミの量が妙に少ないことに気付くが…(「悪い芽」)。おしゃれでキュートで、お掃除が大好きなキリコが事件を解決する大人気ミステリー「清掃人探偵・キリコ」シリーズ第2弾。最終話ではキリコが突然失踪して…!?読めば元気がわいてくる4つの物語。
第2次世界大戦の結果、東プロイセンのドイツ人は追放され、ソ連各地から来た移住者が新しい都市を建設することになった。廃墟のなかに「外国の息吹」を感じ、街の歴史に関心を抱く人びと。しかし、1945年以前の歴史を問うことは許されない。過去を抹消しようとする権力と、「わが故郷」への愛着を育みはじめた人びとの相克。冷戦終結後、開放された街にドイツ人たちが到来し、新旧の住人たちが出会うことになるー。
宗教と倫理の葛藤。近代仏教に多大な影響をもたらした清沢満之。現代における清沢思想の意義を見直し、現代人に“同時代的思想家”としてのあり方を問い直す渾身の論考など10篇を収載。
各界で活躍する著名人たちをの50の名言をわかりやすい解説で紹介。
全員が安心して話せるクラスに!子どもの学習意欲がみるみる高まる!「主体的・対話的で深い学び」を実現するための対話の指導法が具体的に学べる本!
田舎の名士の屋敷、赤い館で銃声が轟いた。死んだのは、15年ぶりに館の主マークを訪ねてきた兄。発見したのはマークの従弟と、館に滞在中の友人に会いにきた青年ギリンガムだった。発見時の状況からマークに殺人の疑いがかかるが、肝心のマークは行方不明。興味を惹かれたギリンガムは、友人をワトスン役に事件を調べ始める。英国の劇作家ミルンが書いた長編探偵小説、新訳決定版。
1980年、サルトルの死と時を同じくして「朝日ジャーナル」に掲載され大反響を呼んだ対談の新訳。対談相手のレヴィは、鋭い批判でサルトル最晩年の思想に立ち向かう。生涯にわたる文学、哲学、政治行動などをふりかえりつつ、サルトルは率直に、あたたかく、誠実に、自らの全軌跡を語る。
大悪魔コロンゾンがその本性を現した。アレイスターは凶刃に倒れ、もはや世界の行方は誰にも分からない。上条当麻と一方通行は対抗するため立ち向かうが…。スコットランドを中心とした世界崩壊が迫るとき、美琴や食蜂が見た激突の結末は意外なものでー!!一方、全てを掌握するコロンゾンにも読みきれない誤算があった。浜面仕上。目の前で消えた滝壺を救うため、正真正銘の『無能力者』にして予測不能のトリックスターが動き出す。世界の運命は、三人の主人公に委ねられた。『新約』の全てが交差する時、最大の決戦が始まる!!