鳥居耀蔵が奉行となって、千両役者の市川海老蔵が奢侈禁止で何度か呼び出され、手鎖を受けてしまった。また芝居を目の敵にしていた老中水野忠邦は火事で焼けた中村座、市村座の再建を許さず、二座はその地から消えた。水野老中の実弟で勘定奉行の跡部大膳が道中奉行の役も賜ったが、仙台藩伊達家ととんでもない事件を起こしたという報が入ってきて…。二見時代小説文庫第11回日本歴史時代作家協会賞シリーズ賞第3弾。
仕事は楽勝、配達先で女ともヤレて…のはずが、試験を受けて代用の郵便配達人になってみるとむちゃくちゃキツい。正職員の連中はひどい雨の日や配達量が多い日には欠勤しちまうし、上司は意地悪だ。それでも働き、飲んだくれ、女性と過ごす、そんな無頼生活を赤裸々に描いた自伝的長篇。
「人の生くるはパンのみによるにあらず」「求めよ、さらば与えられん」「狭き門より入れ」…。西欧の精神の骨格をなす「新約聖書」はイエスの言葉を弟子たちが伝えたものだ。その恐ろしいほどの力強さを持った言葉の背景はどんなものか。なぜ多くの人の心をとらえたのか。格調ある文語訳で、できるだけ言葉の力を活かすように、その真髄を味わおう。
諸外国に比して感染者数がはるかに少なかった日本で医療逼迫が生じたのはなぜなのか。体系的情報システムと医療機能の分化、連携体制構築の遅れが背景にあることを明らかにし、今後の課題を示す。
「動物を殺すな。食べてもいけない」を手がかりに、人間とそれ以外の命あるものの殺生をめぐり、広く深く考察。言えることを極限まで突きつめた、渾身の書!
絵で楽しむ、聖書読解のロングセラー。傑作絵画でよむ新約聖書。イエスはなぜ殺害されねばならなかったのか。名もない人びとの哀しみに、希望の灯をともしたイエス。神の国運動の原初の姿に迫る。
憲法判例集の決定版。各分野ごとの単独執筆により“判例の流れ”がわかる。判例の重要度に応じた構成で最新判例までを1冊で網羅。憲法判例を体系的に説明するクロスリファレンス。収録判例を刷新し2022年5月までの最新判例全408件を解説。
日本を代表する大城郭がなぜ近江に誕生したのか?鎌倉から戦国まで湖東を治めた名族・六角氏と本拠観音寺城の歴史を50のトピックで解説。観音寺城のガイドブックとしても重宝。
「友だち5000人芸人」として活躍していた矢先に突然訪れた、事務所からの契約解除。絶望と四面楚歌の中、信用を取り戻そうと苦闘する日々-。もしかしたら、芸人だったときよりも、今のほうが笑顔をもらえているかもしれないー全てを記した、痛恨の自省録。
弔いと供養に迷う日本人へ。故人のためか遺族のためか葬式の今を問う。
プロのソフトウェアエンジニアとして「よいコード」と「悪いコード」の違いを知る。堅牢で信頼性が高く、チームメンバーが理解し適応しやすいコードを書くための実用的なテクニックをGoogleのテックリードが徹底解説!
中山道で江戸から三十四番目の宿場が奈良井宿だ。京からでも三十番目になる。宿場町の外れに料理自慢の老舗旅籠「美杉屋」があるが、主が中風で倒れ厨には立てなくなってしまった。跡取り息子の梅次郎はまだ十二歳、料理を教えはじめたばかりだった。このままでは美杉屋の味が消えてしまう。そんな折、「のどか屋」の常連で幕府の御用を務める「黒四組」の面々がやって来て…。
入学式、運動会、遠足、文化祭、卒業式、係活動、日直、教室環境、子供との接し方etc.これぞ、学級経営本の決定版!1年分の学級づくりプランが手に入る!