きっかけはファウルフライ。いったいなんの因果で、何事も起らない筈の世界にこうも様々な面倒が次から次に生れるのか。母に連れられていったお屋敷で、朱音と朱里という二人の神秘的な姉妹に出会った。母はなぜ「俺」を姉妹に会わせたのか。それは、母の姉である福子から聞いた、自分の出生にまつわる信じられないような秘密と、朱音たちの母の故郷である「流れる島」にまつわる悲しい神話に結びついていたー。
ぼくたちの日常のなかには“いろんな人”がすでにいる。無関心ではなく、差別やヘイトによる分断でもなく「いっしょに生きていく」ためには何が必要なんだろう?多文化共生のリアルと向きあってきた2人から次世代へのメッセージ。
立ち飲み屋や大衆酒場のオッサンたちに聞いた人生の教訓。ひとつ確実に言えるのは、酸いも甘いも噛み分けた男たちの言葉は、とてつもなくリアルな説得力を持っているという事実だ。市井のオッサンたち130人が心の底から語る人生の教え。存分に味わっていただきたい。
「賃上げは無理」と頭を抱える経営者、必携の書。トップ5%の会社が実践している「企業の稼ぐ力」を高め、「賃上げできる」方法とは?
ウサギはカメに「勝つ」ことしか考えていなかった。カメはウサギと自分を比較することなく、目標に向かってコツコツ前に進んだ。
その年、ハロウィーンはいつもより早くやってきた。そしてジムとウィル、ふたりの13歳の少年は、一夜のうちに永久に子供ではなくなった。夜の町に現れたカーニヴァルの喧噪のなか、回転木馬の進行につれて、人の姿は現在から過去へ、過去から未来へ変わりゆき、魔女の徘徊する悪夢の世界が現出する。SFの叙情詩人を代表する一大ファンタジー。著者自身によるあとがきを付す。
偽アスランの命令により、ナルニアはカロールメン国に支配された。もの言う木々は切り倒され、しゃべる馬たちは奴隷のように働かされる。ナルニア最後の王ティリアンは怒り立ち上がるが、逆に囚われの身に。ジルとユースタスが助けにくるものの、邪悪な神タシュまで現れて、もはや絶体絶命の危機に。ピーターやルーシーら、かつての主人公らも登場し、衝撃のラストへ!ついに完結。カーネギー賞受賞作!詳細な解説付!
国制の変動の原因と対策。民主制と寡頭制の課題と解決。国家を成立させる最も基礎的な人口と国土。そして、政治の最大の仕事である優れた市民の育成。幸福と平等と正義の実現を目指す、最善の国制の探究を通じて投げかけられた問いこそ、現代のわたしたちが答えるべき課題にほかならない。