永田耕衣、中村苑子、河原枇杷男、津沢マサ子、永島靖子ら幻視者ともいうべき孤高の俳人たちー花鳥諷詠の呪縛から解き放たれ、異界への扉を開くマイナー・ポエットの言葉をしなやかに読み解く。存在論を孕みつつ、マグリットやルソー、ベラスケスらの美的世界とも共振する十七音の宇宙を開示する、新しい俳句批評の誕生。
「玉藻」誌上で昭和27年から7年あまり続いた連載、“研究座談会”での高浜虚子の全発言を収載。飯田蛇笏から金子兜太まで虚子による“戦後俳句史”初公開!
ポスト・モダンの浮力に抗して、ぶれず、媚びず、群れずー貫く批評精神。平成文学三十年の総括。
自らの孤独を見つめ明滅するいのちの不思議にこころを震わせる待望の第一句集。
微かに聞こえるエコーを掬い、共振しつつ紡がれた十七音ー“俳句と自句自解によって織りなす作家論”という画期のスタイルで、室井光広、河林満という2人の作家を見事に描出したエッセイも収載、俳句表現の新たな可能性を拓く第三句集。
本書は、著者がこの一年十ヵ月間に「秋桜」誌に投稿した全句である。
ここまでやらなければ、教育は本来の姿をとりもどせない!教育ビッグバンにどう対処するか。変革期の教育を常にリードしてきた一私学の“挑戦の軌跡”を通して、21世紀教育のあり方を探る。