全国の温泉をめぐる各エッセイ・小説を地域別に東の旅、西の旅の全2冊に編集。本巻は東の旅であり、関東、中部、東北、北海道の名湯秘湯をめぐる旅。伊豆、熱海、箱根はもとより、下部、鳴子、花巻、熊ノ湯、変ったところでは麻布十番などを、坂口安吾、徳川無声、内田百〓@6BE1、小林秀雄らの味わい深い随筆で案内する。
「小柄、貧弱、蒼白な顔、大きな黒い目、痩せこけた頬、こめかみから肩まで垂れ下がる俗にいう犬の耳という長い髪。彼はブルーの上衣を着、淡褐色のフロックコートを着用していた。要するに、イタリア遠征軍の指揮を執り始めた頃のブオナパルテは、誰からも好意ある目で見られていなかった。」ナポレオン軍の一擲弾兵として各戦場を転戦し、指揮官としてのナポレオンの真実の姿を克明に日誌に綴った男の、希有の歴史証言。
浴槽もすえられていない未利用温泉、地元の住民だけが使っている地域の共同浴場、個人宅の温泉、そして、ふだんは洗濯場としてのみ使われている温泉など、「有名秘湯」がひっくり返る「超秘湯」探訪記。
噴火の猛威に突如遭遇した人々。被災者サイドから書かれた現地報告は、国立公園として美しく復興した現代にも、生々しく惨状を訴えかけてくる。大事なことは、それを正しく認識し、貴重な布石とし、防災や救済活動に対する個人レベルでの関心を高めていくことではないだろうか。
本書では、観光としての温泉ではなく、療養としての温泉をすすめ、温泉が体にどのような影響をおよぼすかをわかりやすく説明し、正しい温泉の入り方も検証。巻末の、環境省選定の「国民保養温泉地」を中心にした温泉ガイドで、自分向きの温泉を研究してほしい。
隠れた秘湯、128湯、281軒大公開。温泉旅行マニアが自腹で選んだ温泉ランキング。
日本全国、1000カ所以上の温泉をまわった温泉衛生コンサルタントが教えるレジオネラ菌問題の実態と対処法。
大平原を埋め尽くす広大な溶岩原。標高4,300mの高地に湧き出る温泉。中国の大地を地球科学的に調査する。
「入るな危険!」-死を招く細菌を培養する「循環温泉」、天然温泉とは名ばかりで大量の湯で割っている「お湯割り温泉」など、いま、温泉の健康・安全神話に危険信号が。そこで、日本全国3000カ所以上の温泉に実地に入湯・調査した温泉ジャーナリストが、「温泉遺産」として残すべき源泉100パーセントの100温泉を厳選・紹介する。
いにしえより世のあらゆる職業には「金持ちA様」と「貧乏B様」が存在してきました。同じ職業なのに、金持ちと貧乏人…その収入の違いはなぜ生まれるのか?成功の秘密は何か?今、またひとつの謎が明らかになるのです。
本書は、日本国内の温泉地(宿泊施設のある温泉)のなかから、二二世紀につなげる「百名湯」を選び出したものである。
アトピー、糖尿病、痛風、肩こり、高血圧、痔疾、関節炎、喘息…にはこの温泉が効く!温泉を歩くこと40余年の湯治研究家がズバリ効能別に選び抜いた、とっておきの保養温泉。温泉療法医のアドバイス付き。