温泉の魅力は、風呂、宿、食事だけではない。開湯にまつわる伝説、周辺の史跡、風俗等をからめてじっくり楽しむ術を、博物学の鬼才が指南する。文とピンホール写真で2度、瞠目必至!温泉ガイドの歴史を変える一冊。
あらゆる建築を設計してきた鬼才が、ついに究竟の家にたどりついた。「宇宙遊泳する劇場銭湯」とは?「看板の家」とは?「巨大な竜」とは?不思議な建物をめぐる奇想天外ストーリー仕立てのエッセイ。初の書き下ろし。実在の(あるいは非実在の)建物をめぐる奇談の数々。
ガン、糖尿病からリューマチ、脳梗塞後遺症、不眠症まで。秋田県の秘湯で「生きる勇気」を得た21人の体験談集。
なんで、こうなるんだろうー。僕こと宮古天音は、地味ーな作品を書いてるミステリー作家。初ドラマのロケ地・六久路谷温泉にくっついて来てみたらー出会ってしまったのだ。彼、浮名聖に。浮名は超売れっ子の同業者で、学生時代からの知り合い。僕限定で可愛げのなさを発揮する彼とは、昔っからケンカにつぐケンカって仲。そんな緊張感が漂う中で、殺人事件が…!?書き下ろしのトラブル・ラブ・ミステリー。
日下刑事は困惑していたー。大学時代の友人浜田に誘われ、紀伊勝浦温泉を訪れた日下は、そこで起きた溺死事件の容疑者として浮かんだのが浜田であることを知る。しかし、そのアリバイは日下自身によって証明されていた。浜田は犯罪者なのかー。表題作ほか、十津川警部の推理が冴えるトラベル・ミステリー傑作集。
山に登り、温泉はいってビール飲む。山に登ったら、温泉のある宿に泊まりたい。手近なコースから“日本で一番遠い温泉”高天原温泉まで、心と体をすみずみまで癒す至福の時間への招待。
博覧会はテーマパーク!都市に忽然と現れる巨大パビリオン群。一瞬の祝祭のために、男たちは知恵と技を競い、自らの夢と野心をかけた。博覧会を支えたランカイ屋の人生の物語。
本書は、土木工学、火山学、砂防学、地質学、地理学、土壌学、公衆衛生学、社会心理学、公共経済学、行政学などが有機的に連携し、システム化することを目指している新しい学問分野である火山工学をより多くの読者に理解していただくために、Q&A方式で解説したものである。
科学・技術、政治・経済、教育・心理など、様々な分野から「読解のための共通漢字」1167字を選出。多種多様なタスクで、漢字の定着だけでなく、漢字語彙力の拡充も図るアプローチ。豊富な「生」の素材から、漢字・漢字語彙の使用場面や実際の用法が学習できる!専門分野別の課立てで、学習者のニーズに合わせ、自由に自律的に学べる!漢字圏の方にも、非漢字圏の方にも、また授業でも、自習でも使える教材。
大村崑に突撃取材「オロナミンCが人生を変えた」、いま決定する「良いホーロー看板悪いホーロー看板」、看板製造工場セキララ見学記。そして「戦前に張られたホーロー看板」の秘密、山口百恵と富士ヨット学生服の関係、ホーロー看板品評会などなど…。これぞ笑いのワンダーランド。
本物の温泉だけが秘めるとてつもない力。
これが本当の秘湯だ!たとえ屋根が無くとも、囲いが無くとも、湯舟が無くったってお湯が湧き、裸になって、そこに人が入れば立派なお風呂なのだ。廃屋同然の掘っ建て小屋はもちろん、それが路傍にポツンと置かれたポリバスだけであろうとも、洗濯場に使われていようとも、そこは極楽温泉天国。あなたの温泉の概念が根本からくずれること、まちがいなし。ビックリ写真満載。
長者原くじゅう登山口から峠を越えて歩くこと約2時間、四面を山々に囲まれ、高山植物の宝庫でもある坊がつる湿原を一望する標高1303メートルに法華院温泉山荘がある。くじゅうに魅せられてやって来る登山者たちの疲れを癒す山小屋として古くから親しまれてきた。本書は、この山荘で働きながらインターネットを通じて書き続けた著者の日記(2001年7月〜2002年6月)をまとめたものである。
前作『誰も行けない温泉命からがら』で、ガスマスク片手に、命がけで超秘湯探索に挑んだ筆者が、気分を一新して新たな旅に出かけた!今回のポイントは“ローカル線”。各駅停車の列車に揺られ、知らない土地で人と出会い、初めての食べ物に舌鼓を打つ。ゆっくり、ゆったり。そして温泉。各地でテーマパーク型の複合温泉施設も次次とオープンしているが、旅となればやはり、小さくてものんびりできる空間がいい。「『旅行』じゃなく、『旅』というところがミソ」(『まえがき』より)。本書は、本当の温かさを求めて訪ね歩く、そんなひとり旅の提案である。
「ストーリー」…、歴史とドラマのある宿。「お料理」…、グルメのあなたも絶対納得。「おしゃれ感」…、最先端をいく斬新な宿。「おトク感」…、えっこれでこの値段!?など、あなたのテイストや贅沢な要求を、満たしてくれる旅館を吟味。北は、青森県酸ヶ湯温泉から、南は鹿児島県・妙見温泉まで、48軒。特に伊豆半島の情報は、盛りだくさん。