生活世界の構造変化は、企業に何を迫っているか。生活心理分析の第一人者が、商品価値論を根底に、企業戦略の抜本的見直しを提唱する問題作!
ブランド指向も見栄もなく、本能のままシンプルに生きる「無印」の人々への大讃辞エッセイ。一直線の母ハルエ、タビックスの少女アヤコ、女ガキ大将の著者自身。彼らは一般通念からすれば、“変わり者”かもしれないけれど、その無垢な極端さがおかしくて可愛い。愛すべき人たちなのである。「本の雑誌」出身の期待されるエッセイスト群ようこ、はじめての文庫本。
お客が見える流通システムとは、計画的に作られ、効率的に管理されるメーカーから小売店にいたる商品流通のしくみで、垂直マーケティングシステムと呼ばれる。現代の競争は、企業集団同士の競争、マーケティング・システム相互間の競争へと変貌した。それ故、タテ組織を築いた企業は、企業集団として力を結集することができ、競争力を強めて、競争を有利に展開できるのだ。
「無印良品」が誕生して10年目を迎える。“わけあって安い”というコンセプトで、独特の商品群に育った「無印良品」は、いまや年商400億円を売り上げるブランドとなった。そして“第二の無印良品”として「カラーボックス」「故郷銘品」「食の幸」「主婦の目」などのブランドも創り出され、店頭を賑わしている。つねに消費者の立場からの発想で企画・開発された幾多の商品。“企画の西友”を支える商品企画部とは?そして、企画発想の原点にあるものは?
小売りにとって最も深刻なテーマを軽々とクリアしている企業がある。「無印良品」の良品計画と「ユニクロ」のファーストリテイリングである。前者はシンプルで機能的な生活提案企業として、団塊ジュニアをターゲットに高成長を続けているし、ユニクロに至っては、フリースやTシャツなどの強力な単品を売り切る力を誇示し、実に四回も業績の上方修正を重ねる爆発的な成長ぶりをみせている。両社とも業績の伸び、取り扱う商品群、SPAとしての収益構造など類似した要素が多く、高成長企業としての注目度も高い。本書で両社を取り上げるのは、表面的な比較ではなく、両社がそれぞれ目指す方向が、今後の小売りの生き残りの方向を指し示していると確信するからだ。彼らがどういう店舗展開、商品展開、イメージ戦略を取っているかを知り、それぞれの違いを見ていくことが、明日の小売業界の輪郭を知る手がかりになることは間違いない。
企業と顧客がWin-Winになるコミュニティサイトの新しいかたち。企業サイトは“お客さまの声を聞く道具”-お客さまと直接つながることでファンサイトが生まれ、ファンがファンを創り出していく仕組みができるのです。
好調企業のトップは何を考え、何を実践しているのか。
豊富な“ヴィジュアル”と詳細にわたる“解説”など、20世紀のデザインがこの1冊に集約。従来にはなかった充実の“デザイン史年表”により、20世紀デザインの歴史や流れが一目瞭然。“グラフィック”“プロダクト”“ファッションと素材”“建築”など幅広いジャンルを網羅。わかりやすく充実した“インデックス”により、デザインディクショナリーとしても利用可能。和書のみならず洋書も含めた“参考文献”で、専門的で資料性の高いサブ・テキストとしても有効。デザインに興味のある全ての方に向けた、読みやすく、なおかつ持ち歩きたくなるようなデザイン。
大切に選び、大切に使う毎日を豊かにする、定番の見つけ方。いいものだからこそ、長く愛される衣食住、私たちの生活に寄り添う「定番」の教科書。
いまや小売業界を「しまむら」抜きでは語れない。激動する10年の浮沈の中で、着実に成長を遂げ、あのヨーカ堂を抜き去った。「小売のトヨタ」「もう一つの生産方式」と賞賛される「しまむら方式」は、無印良品ばかりか他業界からも注目され、しまむらウォッチャーが増殖中だ。その知られざる勝ち組の真実を徹底究明する。
ウェブでもっと売りたい、すべてのビジネスパーソンに。ウェブビジネスの基本と業界動向満載。
「これがいい」より「これでいい」。シンプルな生き方。過ぎた装飾とは無縁の簡素な美。おとなしくも、常に「気になる」存在でファンを引きつける。主張をしない“ノーブランド”の戦略を紐解く。
ユニクロvs無印良品vsH&Mvsフォーエバー21、しまむらvsGAPvsZARAvsアバクロvsジーユー、3年後の“勝者”を完全予測。
日本デザインセンター(NDC)の最大の財産は人である。創立から50年の間に、NDCは数々の人材を輩出してきた。NDCの歩みは日本のデザイン界で活躍する人々の歩みでもある。日本のデザインとともに歴史を刻んできたNDCの仕事とその歩みを再確認すると同時に、今後の日本のデザインとNDCの未来を、この集団にいた/いる人々との対話・ポリローグによって見通していく。