ストック活用時代の今、省エネ・環境配慮を踏まえ、積極的なリニューアルをすることは、建物の価値向上や、維持コスト低減効果もあり、社会的なニーズでもある。本書では、企画・計画・設計・施工まで、事務所・商業施設・病院など様々な用途、規模、目的の事例をもとに、設備リニューアル工事の考え方と手法、効果を解説。
高二の由芽には、昔から繰り返し見る夢があった。古い神社、学ラン姿の青年、悲しい別れ…。それはまるで前世の記憶のようにリアルで切ない夢。そんなある日、夢の中の青年にそっくりの蒼杜が転校してくる。運命を感じる由芽だったが、「君は十月に死ぬ運命だ」と、突然彼に宣告されてしまう。実は、蒼杜は由芽を死なせないために過去から来た人物だったー。「君のことは俺が守るから」夢の中だけだったはずの恋が本物になっていくのを感じる由芽。けれど、生き延びても死んでも、彼とは結ばれないと知ってー。
異世界に召喚され、魔法職最強の賢者になったトウヤは、視察に訪れた街の異常事態を解決するため、高ランクモンスターがあふれる危険なダンジョンに入り、あっさりと攻略する。そこに手柄を横取りしようとした王国兵達も現れるが、彼はジェネレート王国最強の勇者でさえも一騎打ちで倒し、王国に一泡吹かせた。街の異常事態を無事に解決し、一安心して帝都に戻ったトウヤは、サヤのために子ども達の養護施設を建てようと思い帝都の養護施設を調べるのだが、不審な点に気がつき…!?「帝国の子供(未来)を守るのが貴族の役目だろ!」召喚された最強賢者、今度は悪徳貴族と対決!?待望の第4幕が開幕!
外の世界に憧れつつも引きこもっていた前世。ハーフエルフに転生し、今世でもたくさんの本を読んだシェラスは、今度こそ絵本や小説に出てきたような素敵な世界を旅したい!と集落を出て念願の一人旅に出ることに。これまでに読んだ本の知識や長旅の経験を活かして魔法薬を作ったり、書架遺跡を巡って教会を説得したり、ドワーフとエルフの長年の確執を解消しちゃったり…時には十賢人のひとりとして崇められながらも、大好きな本を追い求めてのんびり楽しく暮らす日々。ある日、山賊に襲われていたエルフ・リーリラを助けたところとっても懐かれてしまったシェラス。リーリラの強烈な押しに負け、ふたりはそのまま一緒に旅をすることに…!?魔導書を探して屋敷に迷い込んだり、ゆっくり温泉に入ってみたり、徐々に仲を深めていくふたり。しかし、リーリラにはとある秘密があるようで…!?おてんばエルフの悠々自適な異世界旅、いざ開幕!
こいぬのパッチには、すきなことがいっぱいあります。だけどパッチは、あたらしいレインコートがきらいです。ある、あめのひ…。
「旦那殿」ではなく、「友達」として蒐集竜アリスの屋敷を後にした強欲冒険者の遠山鳴人。かつてヘレルの塔で離れ離れになったリザドニアンのラザールと再会を果たしたのも束の間、遠山は“カラス”なる組織と対立することになる。そして遠山たちに迫る影はそれだけに止まらなかった。この世界における一大勢力である天使教会。その最高戦力である第一騎士ストル・プーラが遠山の前に立ちふさがることになるのだが…?「話をしよう。これからの話。そしてたどり着くべき夢の話を」竜の寵愛を受ける強欲冒険者の、異世界ファンタジー活劇第2幕!
「本物の量子実験をやってみる気はない?量子物理学を理解するには、自分で体験するのが一番だ」ウィーン大学1年生のアリスとボブは、入門クラスの授業で理論物理学者A・クォンティンガー教授に出会う。二人は彼の勧めに従い、「量子」の特性を明らかにするための様々な実験に取り組んでいくー単純明快、数式不要。世界で初めて量子テレポーテーションの実験に成功し、2022年のノーベル物理学賞を受賞した著者が、物語を通じて難解で複雑な量子の秘密を平易に紹介。量子情報科学の基礎を説き明かし、今後の展望を語り尽くす最良の入門書。
「夜鳴き」「あっちこっちトイレ」…はじめてのことにとまどっていた飼い主が愛犬・未来から受け取った15の知恵。
バルバ・オズ討伐の功績で一気にBランクに昇格した、タロウたち「フェンリル教団」。Aランクパーティ「夕暮れの盃」と競争でモンスター退治に出かけるが、遭遇したモンスターは禁忌の技を使った合成獣(キメラ)だった。キメラの謎を追う「フェンリル教団」だが、キメラの育成に関わっていたのはツカサの古巣である「白銀騎士団」のメンバーで…?キメラの大群に襲われたタロウたちだが、キメラの弱点を見抜いたのは「フェンリル教団」内の意外な人物だった!可愛いワンコが無双する最強もふもふファンタジー、第2巻!
高樹警視、56歳。隠居所のような捜査一課分室でライターを分解していた。あと少しで火が消える。最後の事件も平凡なやくざの抗争だった。男を殺害した犯人は自首。だが、その裏に潜むもっと大きな闇の存在を高樹は嗅ぎ付けていた。大胆な捜査と周到な罠。かかったのは、絶対に会いたくない人間だった。因縁。悔恨。闇。銃声ー。老いぼれ犬・高樹良文の中の獣が深く沈んでゆくシリーズ最終巻。