幕末から明治にかけて活躍したこの文人の思想形成過程を解明し、その文明論と伝統文化論を検証し、さらに維新の「敗者」体験から民権主義への移行を分析することで、柳北の全体像の真実をえがく。
松前発のエキゾティシズム。絵師小玉貞良が描いたものは…夷画が語るおどろき北海道の昔。
歌をうたいながら手話をおぼえていきましょう。これが本書のテーマです。はじめは、歌いながら、写真のまねをして手をうごかしてみてください。ひととおりできるようになったら、歌詞のことばをどんなふうに手話でいっているのかも、ちゅういしてみましょう。いろいろ気づくことがあるはずです。そして、もっと手話を学びたいと思ったら、たくさん手話にふれるきかいをもってください。幼児〜小学校中学年。
アイヌ民族には、人の送り、器物送り、動物の送りがある。アイヌは、てづくりの物から生き物まで、魂が宿ると考えてきた。本書は、総合研究大学院大学博士号を取得した論文を書き改めた、アイヌ文化の入門書である。
おまたせ!大好評「星になったチロ」の続編。チロのほのぼのばなし15話。
「ニューヨークのロフトに住んではいるけれど、俺は野性の本能とまっとうな心を失ってはいない。つまり、ゴロゴロ喉を鳴らして甘えてくる可愛子ちゃん猫じゃないってこと。基本的に、俺は激しい性格なの。そして、あいつはそのことをちゃんとわかってくれてるんだ」。世界の猫好きに愛されたあの伝説の悪ガキ猫、ついに日本に上陸。
ある老夫婦の家にやってきた桃から生まれた「ももぺ」は「もへ」が口癖の、ノン気な桃太郎。オニ退治にも行かず、その「脱力力」でライバル・モモジロウをはじめとする仲間たちを日々翻弄…。そんなももぺの「ぽけら」ぶりがほっこり楽しいイラスト・ストーリー。
本作は、カレルが新聞記者として執筆していた日刊紙『リドヴェー・ノヴィニ』に発表された作品に書き下ろしを加えたもので、挿絵、写真ともにチャペックが手がけている。子犬の愛らしさと、手放しでかわいがるチャペック自身を、ユーモアをまじえて描いた犬エッセイの名作である。
あなたの愛犬は幸せですか?ドッグトレーニング、アルファシンドローム(権勢症候群)、問題行動をめぐる徹底した取材から見えてきた、人と犬との信頼のかたち。
家族のあたたかさを忘れそうなあなたへ…。『盲導犬クイールの一生』の作者・石黒謙吾が贈る、あるジャックラッセルテリアとその家族の物語。笑顔のあとに涙が浮かぶ、さわやかな感動をお届けします。
魅力からブリーディング、病気、ショーまで、すべてがわかるコンプリート版。
何百年も人々が撫で擦り続けたために輪郭しか留めていないレリーフ、参詣人に触れられ黒光りする仏像、波に浸食された岩、口の中のドロップ…摩滅をめぐる13のエッセイ。