森山家の末っ子、ゆりには秘密の大切な仕事がありました。それは森山家に住んでいる四人のイギリス生まれの小人たちに、かならず毎朝一杯のミルクを届けることでした。しかし日本は大きな戦争に突入し、ミルク運びは次第に困難になっていきます。…日本児童文学史上に残る傑作ファンタジーです。小学校中級以上。
今日からここが、はっちゃんち。公園猫から、家猫へ…。写真家のマンションにやってきた白黒猫はっちゃんの、カラフルな毎日。
いぬうえくんがみつけたのは、くまざわくんのたからもの。「しばらくかして」って、いわれたけど『しばらく』って、どのくらい。
増え続けるペットのがん!手術、抗がん剤からターミナルケア、安楽死まで、家族の疑問に専門家が答えたペットのがん百科!後悔しないための手引き書。
どんな職場にも忙しい時期と暇な時期がある。珍しいことに南方署は暇だった。圭司がここに配属されてから既に三ヶ月。同僚の黒岩から、いきなり文庫本を渡されページを開けという。真中あたりを開くと83ページ、八+三でインケツ、會川くんの負けといわれてしまう。なんとオイチョで四人分のジュースを買いに行かされるはめに。いまやヘタレだけでなく、パシリにされてしまう。そんなときに事件は起こった。東中島で強盗、家にいた姉妹に刃物をつきつけて脅し、二万円を奪取。でも、それだけじゃない。可愛がっていたチワワも取られたという。事件はそのままになったかと思われたが、二ケ月後、思わぬところから顔を出したのだった。
なつかしい歌から今の子どもたちに人気の歌まで計120曲を厳選し、いもとようこが心あたたまる絵を描き下ろした、童謡絵本の決定版。
なぜこの世に犬と猫がいるの?クモはカニの味がする?人間とモグラは祖先が同じ?生命には意味があり、すべてはつながっている。驚きながら読むうちに、生き物と人間が見えてくる。
虐待された過去を乗り越え、孤独や傷を抱えた人を見抜く不思議なパワーを身につけた犬ディロン。学校や施設を訪問しては、クラスになじめない少年や、辛い戦争体験をもつ老人に寄り添い、彼らに笑顔を取り戻させる。セラピー犬としてのディロンの成長と、飼い主・恵里との深い絆、周囲との心温まる触れ合いを描いた感動ノンフィクション。
吠える、噛む、イタズラ。腫瘍や関節痛にもおすすめ。犬との絆がもっと強くなる全く新しい方法。
『ただのいぬ。』それは名前もなく飼い主もいない「只の犬」。「無料」の犬のこと。この本の犬たちは、迷ったり捨てられたりした後『愛護センター』という施設に集められ「譲渡犬」として新しい飼い主との出会いを待っている犬たちです。だから、この本は悲しい本ではありません。年間10数万頭の犬たちがなぜこのような施設に集まってくるのか、呟くように添えられた詩とともに子犬に瞳が私たちに問いかけてきます。
犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が残した遺書。それによると、遺産は諏訪神社の神主・野々宮大弐の孫娘・珠世が、三人の孫(佐清、佐武、佐智)のうちから婿に選んだものに与えるという…。莫大な遺産を巡り激しく憎みあう犬神家の人々。そしてこれは、次々と起こる惨劇の幕開けに過ぎなかった。犬神家の家宝「斧・琴・菊」と関係づけられた凄惨な連続殺人の数々に金田一耕助が挑む…。テレビで映画で、常に大ヒットとなった話題のオリジナル作品。
犬はペットではなく、気持ちの通った友達であり、同志であり、兄弟、家族である。犬がいないと暮らせない作家たちの愛情あふれるエピソードがいっぱい。特別付録・犬の名作ブックガイド。
粒・琴・禅のほのぼの家族が繰りひろげる愉快な毎日。