作家・椎名誠によって世界で初めて「カヌー犬」と呼ばれることになったガクは、さすらいのカヌーイスト・野田知佑のよき伴侶となって日本および世界各地を旅し、またテレビCMや映画に出演、勇名を馳せる。しかし、そのガクにも老いが忍び寄って…。類まれなる雑種犬とさすらう男がつむぐ哀切の物語。
この1冊があれば、パグとの生活がパーフェクトにわかる。
ニューヨーク、作家トルーマン・カポーティのパーティで、彼らはお互いを「見出した」。エレガントなロシア人ダンサー、ルドルフ・ヌレエフとぶかっこうでパッとしない毛色の太った犬、オブローモフは。彼らの親しい関係は、ヌレエフの死を越えて存在し続け、オブローモフを思いがけない愛の証明へと駆り立てた。
あらしのよる。おじいさんがドアをあけると、こいぬがプルプルふるえてた。おじいさんとおばけたちのおかげで、すっかりげんきになったこいぬは、いつもおじいさんといっしょ。10ぴきは、うらやましくてしかたがない。
ストラヴァガンザとは?-時空をこえて、一つの世界から別の世界へと旅すること。その旅人が、ストラヴァガンテだ。21世紀のロンドンから、16世紀の星の都レモーラにストラヴァガンテとしてやってきたのは、15歳の少女だった。星競馬でわきたつレモーラで、奇跡が起きる。
ウォルターはすばらしい犬だった。けれど、たったひとつ、問題があった。それは、“おなら”。ウォルターはおなら犬なんだ。ビリーとベティはウォルターが大好きだった。ところが、おとうさんは、家においておくわけにはいかないと言う。なにしろ、ウォルターのせいで、家じゅう、すごいにおいだから。かわいそうなウォルター。明日になったら、保健所に送りかえされてしまう。はてさて、ウォルターの運命はいかに。
第五代将軍・徳川綱吉が貞享二年(1685)に発した「生類憐れみの令」から十年。巷に犬があふれ、ついに幕府は野良犬を収容する「御囲」を作った。赤穂浪士が討入りを果たした朝、中野村の「御囲」で犬の世話をする娘・犬吉は一人の侍と出合う。討入りの興奮冷めやらぬ狂気の一夜の事件と恋を描く長編。
「猫の楽園」に暮らす、ちょっと気弱でいつもお魚をもらい損ねる、ジャック。駅伝チームのマスコット、脱走好きだけど木登り下手な、JUN。亡くなったおばあちゃんを待ち続け、今では居酒屋さんの人気者、しろー日だまりの中、小さな命は、今日もキラキラ生きています。
サメの顎が退化した耳小骨、トカゲの眼のなごりの松果体、舌にのこる「二枚舌」の痕跡、男にもある「子宮」、サメ肌から生まれた歯など、祖先とは機能を変えたり、失ったりした器官をみれば、ヒトの進化の道をたどることができる。
ミニチュア・ダックスと楽しくつき合う!子犬の迎え方から基本のしつけ、お手入れ、健康管理まで。
作り方の本を読んだら、すぐにでも作り出したい!との皆様の声にお応えして、本と1足分の材料キットのセットをお届けします。自分の手で編む楽しさ。履いて感じる心地よさ、愛しさ…。さあ、すてきな布ぞうり作りの世界を今すぐお楽しみください。
大村佐知、26歳。友達なし、彼氏なし、手に職もなし。現在、実家の喫茶オオムラでアルバイト中。楽しみは店の常連・鈴木さんとのデートだが、最近はなかなか誘ってもらえない。ある日、大学時代の知り合い・桜子が店に来る。「誰の子か分からない」子供を妊娠している彼女は、かつての彼氏たちを次々と店に呼び出すのだった。
すべてがわかる犬種マニュアル。かわいくて明るくて元気なボストン・テリアが大好き。
不思議やナゾがいっぱいの人体のことを色分けしながら楽しく学ぶ。
愛犬のブログを更新していた女性が、ガンになり愛犬と一緒に暮らせる日々が少ないことを知る。そんな彼女がとった行動は、愛犬のためにブログを使ってメッセージを残すことだったー。ガンで急逝した女性が愛犬サザビーのために残した感動のブログ日記、待望の書籍化。