本書は、はじめて漢字に出会う子どもたちが、興味を持って楽しく学べるように構成。特に絵を手助けとして漢字の意味を認識するステップに重点をおいた。
「私は『コロ』、柴犬の女の子です。実は私女優なの。そう、じ・ょ・ゆ・う。芸名は『瑞穂』。今、テレビやCMの第一線でがんばっている現役バリバリのスター犬です」。ハムスターの代わりに川村家にやってきた柴犬コロ。珍騒動を繰り広げながらも、家族にかわいがられていたコロが女優犬としてデビューし、活躍していく姿をコロの視点からいきいきと描く。
保健所や動物愛護センターで出会った犬たちのおちゃめで、かわいくて、ちょっぴり切ない写真絵本。
「実を言うとね、僕は以前は犬だったんだよ」「犬ですって」「うん、コリーだったんだ」-とことんオフビートで、かぎりなく繊細、村上春樹があらたに見出した、アメリカ現代詩界を代表する詩人の異色の処女“小説集”。
愛犬との生活で過ちをおかさないためにー長年にわたる緻密な観察と真摯な情熱で、人類の最高のパートナーの知られざる本質を探り、自然の理にかなった、真に健やかな共存の形を提案する。犬を真面目に考え、正しく理解したい人必読の名著。
森山家の末っ子、ゆりには秘密の大切な仕事がありました。それは森山家に住んでいる四人のイギリス生まれの小人たちに、かならず毎朝一杯のミルクを届けることでした。しかし日本は大きな戦争に突入し、ミルク運びは次第に困難になっていきます。…日本児童文学史上に残る傑作ファンタジーです。小学校中級以上。
「よみきかせおはなし絵本」は、日本の昔話10話と、世界中の人々に愛されてきた名作10話を集めました。よみきかせからステップアップして一人読みができるようになれば、自分を表現する力や人の心を理解する力がつきます。
二〇〇一年五月三日。河川敷の葦をかきわけて保護した子犬たちは、悲しげに泣いていました。ふしぎなことに、子犬たちの耳がありません。そしてよくみると、足の先もないのです。「人間に、切りとられたのよ!」保護した弘子さんと八木さんは、声をあげておどろきました。いったい、だれがこんなことをしたのでしょう。そして、耳と足の先を切られてしまった4匹の子犬たちは、これからどうなるのでしょうか。小学校中学年以上向き。
本書は、目のみえない住職の道案内をした柴犬親子のお話です。愛犬に命をあずけて、住職は村の檀家さんたちの家をお参りします。犬と人のこころの交流が、あたたかいまなざしで描かれています。
食事の誤りが原因で、生活習慣病や肥満に苦しむ犬が激増しています。本来、犬は肉食動物ですが、市販のドッグフードの多くは穀物が主原料ですから、犬の食事にはあまり適していないのです。さらに、有害な化学物質が添加されている例も報告されています。あなたが真に愛犬の健康・長寿を願うのであれば、ドッグフードたけに頼らずに自分で食材を選び、愛犬の体質に合ったごはんを作ってあげることです。本書は、そのノウハウをお教えします。
近代日本とアイヌの間にはどのような関係が形成され、どのような問題があったのだろうか。これまでのアイヌ史研究の成果を踏まえて、まず、第一に近世日本とアイヌ社会の関係を概括し、第二に近代日本とアイヌ社会の関係を、どのような視点から分析する必要があるのかを検討してみよう。そして、近代日本とアイヌ社会の関係を捉えなおしていきたい。
お母さんたちの「こんな服がほしい」の声にこたえて考えたふだん着からよそゆきまで全90点。赤ちゃんをむかえる準備に役立つ「用意するものリスト」「生まれ月別衣服プラン」つき。
写真家荒木経惟と愛妻陽子がこよなく愛したチロ。センチメンタルで生きる歓びにあふれた荒木ファン必携の写真集。
殺処分してしまう施設でなく、捨て犬たちの新しい家族を探す橋渡し役、それがドッグ・シェルターです。アメリカのポートランドでは、新しい飼い主へ渡すまで、犬のすべての世話とトレーニングを、少年院の子どもたちがおこなっているプロジェクト、“プロジェクト・プーチ”があります。犬たちはここで人間への信頼を取り戻し、そして少年たちは「命」を預かることにより、その大切さを学び、自分自身の存在価値を見出していきます。少年・ネートと彼の選んだ犬・ティリー、そしてティリーの新しい飼い主となった自閉症のジョーダン。2人の少年と1匹の犬を通してプーチの活動を紹介し、「命」とそこから生まれる無限の可能性について考えます。
スウェーデン南部の海岸に、一艘のゴムボートが流れ着いた。その中には、高級なスーツを身につけた二人の男の射殺死体が抱き合うように横たわっていた。彼らはいったい何者なのか?どうやら海の向こう、ソ連か東欧の人間らしいのだが…。小さな田舎町の刑事ヴァランダーは、この国境を超えた事件に思いもよらぬ形で深入りすることになるのだった!注目のシリーズ第二弾。
「わたしは腕に犬を飼っているー」ちょっとした気まぐれから、謎の中国人彫師に彫ってもらった犬の刺青。「ポッキー」と名づけたその刺青がある日突然、動き出し…。肌に棲む犬と少女の不思議な共同生活を描く表題作ほか、その目を見た者を、石に変えてしまうという魔物の伝承を巡る怪異譚「石ノ目」など、天才・乙一のファンタジー・ホラー四編を収録する傑作短編集。