ひろきは二年生。ひろきにはひとつとししたのまさるがいます。まさるはおとうとなのに、ひろきよりもからだが大きくて、いばっています。ある日、ひろきは「じてんしゃのれんしゅうしよう」とまさるにさそわれますが、ことわります。じてんしゃにのれないのでくやしかったのです。そして、こうえんにいくとき、「おとうとなんていらない」とおもわずつぶやいてしまい、たいへんなことになるのです…。小学1・2年生向き。
120名の獣医師によるくわしく、よくわかる家庭動物の医学大百科。
「レオンは、一ばんママににてるのよ。そのことをわすれないで」って、レオンのママはやさしくいってくれたのに、なごみちゃんがいうのです。レオンの顔に、ママにはなかった二ほんせんがあるってー。
パン好きの犬と朝食の定点観測。料理研究家・桑原さんの愛犬キップルは、おいしいパンの味を知ってしまいました…。モーニングレシピ付。
「魔女といえば猫」のはずが、コーギーの子犬・ボンボンをパートナーに選んだナコ。はりきって毎日魔法の勉強をしてるんだけど、何をやっても失敗ばかり。突然現れたライバル魔女にも全然かなわなかったんだ。「あたし、魔女の才能ないのかな…」落ちこむナコの下に、1通のお手紙が!それは、自分の中に眠る才能がわかるという、不思議なお茶会への招待状で!?小学中級から。
2013年4月、建設中の東京ワールドタワーがそびえたつ再開発地域に巻き起こった魔犬騒動。その中心には“未来を知る”と呼ばれた男の存在があったー。契約者の欲望に取り入って過去を作り変えようとするイマジン。その真の目的とは…!?
名家バスカヴィル家の当主が怪死を遂げた。激しくゆがんだ表情を浮かべた死体の近くには巨大な犬の足跡があり、土地の者は全身から光を放つ巨大な生き物を目撃していた。それらの事実が示唆するのは、忌まわしい“バスカヴィル家の犬”の伝説にほかならなかった…。寂莫とした荒れ地を舞台に展開する、恐怖と怪異に満ちた事件の行方は?シリーズ屈指の傑作長編、新訳決定版。
犬同士で遊ぶとき、彼らはどんな言葉(ボディランゲージ)を使っているのか!犬の群れとリーダーシップについての深まる謎を解く。
赤い瞳、年を取らない身体ー。半分人間ではない者の世界で、「下級」である香具山紲と、「貴族」のルイは、身分違いの禁断の関係を貫くため、支配者である女王に背き、逃亡を続けている。しかし紲は、女王から送り込まれて来るかつての仲間たちと戦い、傷つけ合うルイの姿を次第に見たくないと思うようになっていた。「罪もない他者を傷つけるくらいなら、このままふたりで消えてしまったほうがいいのかもしれないー」。そんな紲の葛藤を見透かしたように、女王は紲の親友、蒼真を差し向けてきて…。残酷な選択を前に、一途な愛は引き裂かされるのか。
「仄聞するところによると、ある老詩人が長い歳月をかけて執筆している日記は嘘の日記だそうである。僕はその話を聞いて、その人の孤独にふれる思いがした」(落穂拾い)明治の匂いの残る浅草に育ち、純粋無比の作品を遺して短い生涯を終えた小山清。不遇をかこちながら、心あたたまる作品を書き続けた作家の代表作を文庫化。いまなお新しい、清らかな祈りのような作品集。
愛犬の反応、しぐさ、行動は、人間の言葉でいえば、1つひとつの単語と考えることができます。それを読み取ることができれば、彼らの心理状態やストレスのぐあいがわかります。本書は、そうした“イヌ語の辞書”のようなものですが、言葉の成り立ちや隠された意味などにも言及しています。イヌとのいい関係を築くために、彼らの“声”に耳を傾け、豊かなふれあいを大切にしてほしいと思います。
環境、食事、散歩、遊び、家計簿まで丸わかり。
明和八年四月、犬が突如、単独で伊勢参りを始めた。以来、約百年にわたって、伊勢参りする犬の目撃談が数多く残されている。犬はなぜ伊勢参りを始めたのか。どのようにしてお参りし、国元へ帰ったのか?そしてなぜ明治になって、伊勢にむかうことをやめたのか?事実は小説より奇なり。ヒトとイヌの不思議な物語の謎を探る。
ヒロシ先生は、町の動物のおいしゃさん。一日、30頭をこえる犬やねこが、ヒロシ先生のところにやってきます。動物のいのちを守るヒロシ先生の一日。