ヒトの脳下垂体と睾丸を移植された犬が名前を欲し、女性を欲し、人権を求めて労働者階級と共鳴し、ブルジョワを震撼させる(「犬の心臓」)。繁殖力を高める生命光線を浴びて、大量発生したアナコンダが人々を食い荒らす(「運命の卵」)。奇想天外な空想科学的世界にソヴィエト体制への痛烈な批判を込めて発禁処分となった、20世紀ロシア語文学の傑作二編を新訳で収録。
県警捜査四課のエースだった片桐誠一は、情報漏洩の疑いで左遷された。十年後、濡れ衣を晴らす機会が訪れるが、上司から拳銃のやらせ捜査を命じられ、かつての捜査協力者だった暴力団幹部の刀根剛に協力を求める。しかし刀根は組を追われる寸前で、誠一の息子、遼平は職を失い多重債務に苦しんでいた。三人は巨大組織を相手に絶体絶命の窮地を脱出できるのか!?
ママね、ねこいぬちゃんのヘンなところがすきよ。「ママがおばけになっちゃった!」のぶみ最新刊。
昭和三十三年滋賀県に生まれた柏木イク。気難しい父親と、娘が犬に咬まれたのを笑う母親と暮らしたのは、水道も便所もない家。理不尽な毎日だったけど、傍らには時に猫が、いつも犬が、いてくれた。平凡なイクの歳月を通し見える、高度経済成長期の日本。その翳り。犬を撫でるように、猫の足音のように、濃やかで尊い日々の幸せを描く、直木賞受賞作。
下町で暮らすねこさんたちが見せてくれるいろんな瞬間。
Facebookで150万「いいね!」を獲得した殺処分ゼロを願って作られた手作り絵本、待望の書籍化。
家で飼っていたり、公園などでもよく見かけたりする、人間にいちばん身近な動物・イヌとネコ。見たり、なでたり…とてもかわいくて、いやされますよね。みなさんも大好きだと思いますが、その祖先は野生動物。でも、昔から人間に飼われてきたので、野生動物とは、いろいろちがいます。この本では、だれもがふしぎに思う、イヌとネコについての疑問に、ズバリ回答します。最初から読むのもよし、美しい写真をじっくりとながめるのもよし…あなたの好きなスタイルで、イヌとネコのふしぎをめぐる旅を楽しんでくださいね。
小学5年生の美々奈、巳沙、ひな子たちは、動物園の隣にある、動物園の従業員用の社宅に住んでいる。年間パスポートでしょっちゅう動物園に通ったり、自分の家でもそれぞれにペットをかわいがったり、みんな動物が大好き。ある日、美々奈のモルモットが行方不明に…!?ウサギ、ヘビ、サル、カピバラ、シロクマ、モモンガ…たくさんの動物たちが登場する6編の感動物語!!小学中級から。
日本っていいな。テレビ大阪発全国ネット『和風総本家』で大人気、十六代目と十五代目の豆助の写真集です!!
岩合さんが撮った日本の犬、世界の犬を1冊にギュッと収録。
ぜんこくのいぬのみなさん、ワンにちは!いぬがしあわせになるためのヒミツが書かれた、ユーモアたっぷりの楽しい絵本。5さい〜
おなかのなかのこびとティナとミィナはけんたくんのからだのなかで、うんちをつくるしごとをしています。「ようこそいらっしゃい!」たべものたちをでむかえたふたりはきょうもおおはりきりです。
アイヌこそが縄文人の正統な末裔であることが、最近のさまざまな研究や調査で明らかになっている。平地人となることを拒否し、北海道という山中にとどまって縄文の習俗を最後まで守り通したアイヌの人びと、その文化を見ていけば、日本列島人の原郷の思想が明らかになるにちがいない。交易、祭祀、葬制、遺跡とその遺物、言語などの多方面にわたる最新のアイヌ研究を総合し、弥生文化を選択した現代日本人にとって、ありえたかもしれないもうひとつの歴史を叙述する野心的試み。
春夏の花をテーマに、高齢者の方がなつかしい気持ちで取り組めます。シンプルな絵柄でぬりやすいので、達成感が得やすい!同じ花で、大きなぬり絵と、小さなサイズの「絵手紙」がそれぞれに。楽しく取り組める工夫が随所に!花の開花時期・特徴なども写真と共に紹介。好きな色で自由にぬっても、原寸のぬり絵見本を見ながらぬってもOK!
世界を巡るイラストレーション、オーストラリア(色鉛筆仕上げ)、スペイン(ボールペン仕上げ)、南アフリカ(サインペン仕上げ)。何を使って塗りましょう?どんな風に塗りましょう?音楽も感じて、心うきうき