政治の季節からバブル崩壊まで、漫画は私たちに何を訴えてきたのか。つげ義春、赤瀬川原平、永井豪、バロン吉元、ますむらひろし、大島弓子、岡崎京子…すべては1968年に始まった!
消えゆく音と忘れられた言葉。それらを愛し収集する人たちのささやかな冒険譚ー。
丹念な文献調査とフィールドワーク、聞き取り調査から見えてきた朝鮮人とアイヌ民族の知られざる関わりー。“近代アイヌ史”“在日コリアンの形成過程の研究”に新たな視点を提示するとともに、帝国主義下の先住民・被植民者・マイノリティの間に形成された、多様で重層的な社会の歴史をも捉えた画期的論考集。
前作『社会人大学人見知り学部卒業見込』から約4年ぶり、新作の舞台はキューバ!航空券予約サイトで見つけた、たった1席の空席。何者かに背中を押されたかのように2016年夏、ひとりキューバへと旅立った。慣れない葉巻をくわえ、芸人としてカストロの演説に想いを馳せる。キューバはよかった。そんな旅エッセイでは終わらない。若林節を堪能できる新作オール書き下ろし!
溺れる犬を助けて役宅に連れ帰った放蕩同心、八巻卯之吉。銀八や美鈴からまたいつもの遊興かと呆れられるものの、吉原通いも忘れるほどの犬可愛がりは止まるところを知らず、ついに自らを「お犬掛」と称して恵まれない犬の救済に乗り出す。奔走する卯之吉の前に、大事件ならぬ犬事件が起こるー将軍の愛犬“お珠様”が行方知れずになったのだ。累計六十万部突破の大人気シリーズ!
こいぬとこねこは、人間のきちんとした生活にあこがれて、床そうじやケーキ作り、手紙を書いたりと、あれこれやってみますが…。気のいいこいぬと、しっかりもののこねこのおしゃべりがゆかいな10のお話。チェコ児童文学の古典。小学2・3年以上。
犬と一緒の日常コミックエッセイ。
日本には、日本犬がいます。柴犬、北海道犬、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬。この日本犬6犬種が天然記念物に指定されていることは、知っていましたか?さあ、まだまだ知られていない日本犬の魅力と秘密を見てみましょう。
魔術団の女を探して、いざモロッコへ!!残されたゼンマイの小箱をたよりに、昔の恋人をたずねて、オトコ二人の珍道中。見つけたのは、ひとりの女か、それとも人生かー。野間文芸新人賞の新鋭による最新傑作小説。
火の時代、絶望の時代が近づいている。戦が始まる。穏やかな日々は吹き払われ、人々は踏み潰される。予言者が火の時代と呼んだそのさなか、いまだ無垢である“風森村”に、“風の息子”は生をうけた。だが、“長い影の男”がやってきたときすべてが変わった。天と地のあいだ、オルリアエントの黎明の時代を描く、大人気ファンタジー“オーリエラントの魔道師”シリーズ始まりの書。
「マリちゃん、マリちゃん…」鏡に向かって13回名前を呼ぶと、呪われた女の子を呼び出せるって、都市伝説の本に書いてあった。私はママに内緒で、こっそりその儀式をやってみることに。だけど怖くなって、名前を呼ぶのを途中でやめちゃった。最後までやらなかったから、大丈夫だよね…?それなのに、血まみれになったマリちゃんが目の前にあらわれるなんて!!読んだら眠れなくなる、本当の怖い都市伝説!小学中級から。
五七の句を繰り返すやまと歌は、自然に発生したのではなく、行政が整えた儀式の音楽として、七世紀に生まれた。日本語の歌と儀式とのかかわりを中心として「和歌以前」の姿を描き出す。
夏の公園に虐待の傷を負い捨てられていた黒いラブラドールレトリーバー。介助犬訓練士の三崎達郎は、犬に運命的なものを感じテレサと名づけ介助犬として育て始めた。かつての母の死によって心の傷を抱える達郎はテレサに不思議な癒やしの力を感じたのだ。やがて、公園で出会った12年も口が利けなかった女性をテレサは治し、達郎はその瞳が起こす奇跡を目の当たりにする。だが直後、テレサの飼い主だと名乗る男が現れ…。