高2の女の子・蛍は修学旅行の途中、交通事故に遭い、命を落としてしまう。そして、案内人・クロが現れ、この世に残した未練を3つ解消しなければ、成仏できないと蛍に告げる。蛍は、未練のひとつが5年間片想いしている蓮に告白することだと気づいていた。だが、蓮を前にしてどうしても想いを伝えられない…。蛍の決心の先にあった秘密とは?予想外のラストに、温かい涙が流れるー。
ふわふわで可愛くて癒される!自由気ままなポメラニアン・ぽぽちとぽこさん一家がおくる、ほっこり笑える日常を描いたコミックエッセイ!
血統書を見捨てたかまない犬。C級ライセンスから見捨てられたかませ犬。柔らかい満月の笑顔に突き上げられない吻と拳。生き場を見失った無音の遠吠え。
絵描きの一家にシベリアンハスキーの子犬がやってきた。愛くるしくも家族をふりまわす子犬時代、成長したある日の突然の発作、そして末期ガンの宣告…。風のように駆け抜けた犬との五年の生活を、スケッチと文章で綴るエッセイ。『グレイがまってるから』『気分はおすわりの日』『グレイのしっぽ』、合本にて待望の復刊!
愛するペットと災害にあったら…、愛するペットがケガをしたら…、愛するペットが熱中症になったら…。助かる命を助けるために、私たちにできることとは?
二〇一二年の三月、四歳でうちに来たオカメは、里親募集中はあんずという名前だった。オカメと出会ったときから最期まで、ずっと幸せだった。犬愛にあふれた感涙エッセイ漫画。
梓の飼い犬・フサとなった房恵だが、彼女の実家は決定的に崩壊していた。性的虐待を続ける兄、息子ばかり偏愛する母親。一方、まるで梓が書いているかのような、兄との性的関係を告白するブログが公開され…さまよえる犬の魂は何処に行くのか?第59回読売文学賞受賞作。本の雑誌が選ぶ文庫ベストテン第1位(2010年度)
いつも一緒にいてくれる。だからしあわせ。イラストレーターてらおかなつみが描く、犬と暮らすあたたかな日常。
運命に立ち向かい、絆を紡ぐ犬の奇跡ー。極寒の地シベリアで苦難を乗り越え懸命に生き抜いた日本人抑留者たちに勇気と希望を与え続けた実話。
縄文期の“加曽利の犬”、トルコ・イスタンブールでの野犬大虐殺事件、小型化へのあくなき欲望…犬と人間との長きにわたる関係を考察しつつ、愛犬ポメラニアンとの17年の日々を描いた感動のフィクション!
犬と人間は、4万年以上ものあいだ切っても切れない関係にある。この関係は、犬と私たちの進化の歴史においても極めて重要なものであることが証明され、お互いの生存に大きく関わってきた。人間と犬はどのようにして、そしてなぜ共に生きることを見出したのだろうか。そして、この密接な関係はどのようにお互いを形成してきたのだろうか。人類学の泰斗がその謎を解き明かす。
英国のEU離脱で沸く2016年。バッキンガム宮殿の屋内プールで王室家政婦ミセス・ハリスが不慮の死を遂げる。最初は事故死とされていたが、「人殺し」と罵る脅迫の手紙を彼女が受け取っていたとわかり、事態は急変。女王は秘書官補ロージーとともに殺人事件の線で極秘裏に捜査に乗り出す。謎を解く鍵は、50年前に寄贈された、女王のお気に入りの悪趣味な絵画?現実と創作が交叉する、世界最高齢の女王ミステリ第2弾!