生涯最後の旅と予感している夫・武田泰淳とその友人、竹内好とのロシア旅行。星に驚く犬のような心と天真爛漫な目を以て、旅中の出来事、風物、そして二人の文学者の旅の肖像を、克明に、伸びやかに綴った紀行。読売文学賞受賞作。
スパイクを打った首輪を付けて敵に襲いかかった古代バビロニアの軍用犬から、ゴーグルとビデオカメラを付けてヘリコプターから降下するこんにちの軍用犬までー世界各地の戦地で奮闘した兵士の「最良の友」たちの知られざる歴史を描いた力作。
ぜんこくのいぬのみなさん、ワンにちは!いぬがしあわせになるためのヒミツが書かれた、ユーモアたっぷりの楽しい絵本。5さい〜
犬と暮らしているからこそ、ちょっと困ること、疑問に思うこと。そんな毎日の「?」に応える一冊。今日から使えるプロの知恵を満載。犬との暮らしの“困った!”を解決!!
アメリカの著名な児童精神科医が、カルト教団の子どもたち、母親の殺人を目撃した少女、犬の檻で育った少年などの13の事例を通して、虐待やトラウマが子どもの発達に与える影響と回復への道筋を描く。
ペットシッターの麻里子は、仕事のかたわら、捨てられた犬猫を救い出すボランティアを行っている。ある日、右目が切られ、後ろ足首のない子犬と出会う。はたして、これだけの大ケガを負った子犬の里親が見つかるだろうか…。小学校高学年・中学校対象。
臓器を抜き取られ傷口を雑に縫合された死体が、都内で相次いで発見された。司法解剖と捜査の結果、被害者はみな貧しい環境で育った少年で、最初に見つかった1人は中国からやってきたばかりだと判明する。彼らの身にいったい何が起こったのか。臓器売買、貧困家庭、非行少年…。いくつもの社会問題が複雑に絡み合う事件に、孤高の敏腕刑事・犬養隼人と相棒の高千穂明日香が挑む。人気警察医療ミステリシリーズ第5弾!
ベルギー・フランダース地方の小さな村に、おじいさんと暮らす少年ネロは、死にかけていた大きな犬をたすけ、パトラッシュと名づけました。それから、楽しい日もつらい日もともにすごしたふたり。偉大な画家ルーベンスにあこがれ、まずしい暮らしのなか、ひたむきに画家をこころざすネロのおもいは、かなえられるでしょうか。日本で深く愛されている名作。小学校中級〜。
犬しか愛さないし欲情できない。そんな異常性癖を隠して地味に生きる片貝は、会社帰りに迷い犬を捜す怪しい探偵・赤羽根に出会い、犬の保護を手伝う。数日後、どういうわけか片貝は赤羽根の事務所に出向を言い渡され、いわくありげな“犬捜し”を手伝うことになっていた。赤羽根はグレーの髪に琥珀色の瞳、モデル並みの容貌のくせに物好きにも片貝を口説いてくる。犬以外に好かれても迷惑だったが、赤羽根の瞳はなぜか、かつて恋した飼い犬を思い出させー。
ガス室の前で震えていた小さな捨て犬はいま、人の命を救う災害救助犬に!広島県で本当にあった命の物語。
ロングセラー「犬のこころ」に続く第2弾!人と犬の心のつながりを綴った感涙のリアルストーリー。
クリスマスセールに出されていた子犬・まるが教えてくれる、たくさんの大切なこと。シリーズ最新刊!写真と言葉で贈る、あたたかな気持ちになれる初のフォトメッセージ集。