大好きな飼い主の守を追って家を出たまま迷子になったクウは、別の家族に拾われて…(『わすれないで』)。曜子と恵は親友。ある日、ふたりの家の犬、ブレッドとショコラがどちらも家出して…(『フレンドシップ』)。東京から田舎へ越してきたばかりで孤立気味な卓哉の前に、目の見えない野良犬が現れて…(『SUN』)。愛犬ミカンと遊ぶのが大好きなおばあちゃん。でも、数年後、おばあちゃんは「別人」に…(『たなごころ』)。犬と人とのキズナを描く4つの感動ストーリー。
1990年代後半に誕生した、ロボット犬「アイボ」。持ち主たちは、本物の犬のように成長を見守り、不具合があれば修理専門のクリニックに連れていった。なぜなら、アイボには心があり命があると信じたからだ。しかし年月を経て、クリニックは受け付けを終了する。救いを求める、持ち主たちの思い。技術者たちは、彼らの声に耳をかたむけ、アイボを受けつぐ新たな道を切りひらく。
わたしは「未来」、子犬のときに、目や足首を切られて、捨てられていた。でも、今は里親である「かあちゃん、とうちゃん」そして、コーギー犬の蘭丸にいちゃんと、元気に暮らしている。そんなわが家に、次々と子犬たちがやって来るようになった。わたしと同じように、みんな捨てられていた犬たちだ。今度はわたしが、捨てられた子犬たちを勇気づける番なんだ。
いつも突然泊まりに来るだけの歳上の恵梨香に5年片思い中の正臣。婚約者との結婚に自信が持てず、仕事に明け暮れる津秋。叶わない想いに生き惑う二人は、小さな偶然を重ねながら運命の出会いを果たすのだがー。嘘と秘密を抱えた男女の物語が交錯する時、信じていた恋愛や夫婦の真の姿が明らかになる。今までの自分から一歩踏み出す恋愛小説。
百年に一度の秘祭で、姉の代わりによりまし役をすることになってしまった大学生の理久。いやいやながらも、千五百年にわたって理久の実家である神社に受け継がれてきた由緒ある儀式なので逃げるわけにはいかなかった。倉のなかでただ一人しばらく過ごすだけでいいと思っていた理久だったが、夜になるとなんと本物の犬神が現れて…!?無理やり契らされてしまった理久の運命はー。
イヌが片方の前肢を浮かせて招き寄せるようなしぐさ。「お手したいのかな」とふつうは思ってしまいます。しかし、このしぐさはイヌ特有の「遊んで!」というお誘いのサインなのです。でも、このとき、イヌはちゃんと「お手」をします。イヌには飼い主に従順でいたいという気持ちが強くあるからです。自分の気持ちと飼い主の気持ちがズレていても、ガマンしてしまうのです。ですから飼い主は、イヌの気持ちを察し、理解してあげることがとても大事なのです。本書は、イヌの気持ちを読み取るヒントが一杯つまっています。
案内人のクロに突然、死を告げられた七海は、死を受け入れられず未練解消から逃げてばかり。そんな七海を励ましたのは新人の案内人・シロだった。彼は意地悪なクロとは正反対で、優しく七海の背中を押してくれる。シロと一緒に未練解消を進めるうち、大好きな誰かの記憶を忘れていることに気づく七海。しかし、その記憶を取り戻すことは、切ない永遠の別れを意味していた…。予想外のラスト、押し寄せる感動に涙が止まらないー。
にゃんこの寝顔は、本当の癒し。あどけない寝顔、間抜けな寝相、甘えて眠るねこ。まるごと一冊、ゴロにゃんだらけ。
もう時間がない。ついに来年、この世は終わり、犬が喋りだす。西暦2024年は、気づけば来年だった・・・。
かなり高い確率であなたが目にする未来。
今年緊急の予言的日本初の劇場公開を果たしたSF黙示録ブラック・コメディが、ついに初ブルーレイ化!
西暦2024年、第4次世界対戦での核ミサイルの応酬により、地球上は荒廃。遺伝子変異により女性は生まれなくなっていた。
生き残った者たちは地上と地下シェルターに二分され、地上は食欲と性欲を満たそうとする輩が奪い合いを繰り返し、
荒れ放題。テレパシーで会話することが出来る犬ブラッドはいつも腹を空かし、少年ヴィックは女性を求め、さまよっていた。
ある日、地下から来た少女クイラを見つけたヴィックはブラッドの忠告も聞かず、彼女を追って地下世界へ。そこは理想郷(ユートピア)なのか、はたまた……。
1976年サターン賞最優秀男優賞とヒューゴー賞最優秀映像部門賞受賞。西暦2024年の荒廃した地球を舞台に、少年とテレパシー犬のさまよえる旅が描かれる異色のSF黙示録ブラック・コメディ。
原作は、2018年6月に84歳で死去したアメリカのSF作家、鬼才ハーラン・エリスンが1969年にネビュラ賞・中長編小説部門を受賞した同名小説。
1000を超える小説を執筆し、TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」(64-68)や「アウター・リミッツ」(63-64)のほか「宇宙大作戦(スタートレック)」などTVの脚本家としても活躍した彼の作品の中でも、斬新な設定が人気を博した一作である。
監督は、バイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパー監督作品の常連俳優として知られるL・Q・ジョーンズ。
世界観や設定、登場キャラクターなどが、『マッドマックス』シリーズ(79-)に影響を与えたとも言われており、
ゲーム「Fallout4」の元ネタのひとつにもなっているなど、現在まで特異な存在感を放ちながらも、日本では長年劇場未公開となっていた。
少年ヴィックを演じるのは、当時25歳のドン・ジョンソン。後に主演を務めたTVドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」(84-89)で渋さと色気を振りまき一躍スターダムに。
彼の若く初々しい姿が観られる点にも注目だ。
テレパシー犬ブラッドの深みある声を担当しているティム・マッキンタイアは声の出演以外に音楽も担当。
エンディングでは歌唱も披露している。この世が終わる2024年を目前に控えた2023年、ついに日本初の劇場公開が実現。
<キャスト>
ヴィック・・・・・・・・・・・ドン・ジョンソン
クイラ・・・・・・・・・・・・スザンヌ・ベントン
ルー・・・・・・・・・・・・・・ジェイソン・ロバーズ
ブラッド・・・・・・・・・・・タイガー/ティム・マッキンタイア
<スタッフ>
監督・脚本:L・Q・ジョーンズ
原作:ハーラン・エリスン
製作:アルヴィ・ムーア
撮影:ジョン・アーサー・モリル
編集:スコット・コンラッド
音楽:ティム・マッキンタイア、ハイメ・メンドーサ=ナヴァ
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