緻密な史的分析と現在的問題状況への考察。憲法裁判権の再構成に挑む。
中村捷教授の、東北大学大学院文学研究科退官の記念論文集。英語学研究(統語論、意味論、音韻論、語用論)を中心に、言語理論研究、日英語比較研究、言語習得研究、英語教育等の分野からの論文により構成。理論的研究と実証的研究の最新研究成果を示すと同時に、英語学・言語学研究がもたらす諸領域への貢献を示すことを意図している。
企業会計監査では、主要国における独立監査監督機関の公開報告書に基づき、設立の経緯、組織、使命、権限、活動等、さらには監査の実態および問題点を明らかにする。また公会計監査では、会計検査院の使命およびあり方を明らかにする。
八犬伝と双璧をなす馬琴代表作の深奥!雄大にして奇想天外、霊魂のあやなす馬琴独自の隠微世界を新たな視点で読み解く作品論。信多純一の重要論考「三島由紀夫『日本文学小史』と馬琴」を附載!三島独自の文学史に示された馬琴理解を検証し『弓張月』『八犬伝』の深層に肉薄。
空穂門下の逸材、「まひる野」編集委員であった著者の全歌集。生涯の主題は、生き残った者の負荷として、くりかえして過酷な戦争体験を詠みつづけ、すこしでも人間でありたいとする澄明な祈念で貫かれる。全九歌集(約四四〇〇首)に加え、解説と略年譜、初句索引附。
本書は、ウサギを生物学的に総括し、さらに、日進月歩の急速な発展を続けているバイオテクノロジー研究に必要充分な手法について解説したものであり、応用生命科学である医学、獣医学、畜産学、生物学に携わる学徒、研究者が求めている生命科学研究用動物としてのウサギの成書である。
本書は、クリスチャン・ディオールの豊かな個性の知られざる一面を公にするために出版された。クリスチャン・ディオールは、クチュリエとしての才能はいうまでもなく、より上品で、より洗練された料理法を追い求める、情熱的なグルメでもあった。この偉大なクチュリエは、自分の芸術作品を創り出すときと同じ入念さで献立を作った。この『手縫いの料理』によって、クリスチャン・ディオールというひとりのグルメの食卓を再現していただくことができるだろう。