アメリカのケンブリッジに住んだ’93年から’95年にかけての滞在記。ボストン・マラソンに向けて昴揚していく街の表情、「猫の喜ぶビデオ」の驚くべき効果、年末に車が盗まれて困り果てた話、等々なごやか(?)なエピソードの中に、追悼特集で報じられたニクソン元大統領の意外な一面や、帰国後訪れた震災後の神戸の光景がキラリと光る。水丸画伯と陽子夫人が絵と写真で参加した絵日記風エッセイ集。
私たちはみな、自分自身の未来を発明する役割を担っています。そして、発明の核心にあるのがクリエイティビティなのです。ベストセラー『20歳のときに知っておきたかったこと』の著者ティナ・シーリグが贈る「クリエイティビティの教科書」。
お母さんが家出した。あっさりとわたしたちを捨てたー。残されたわたしは、だからといって少しも困ったりはしなかった。サッカーを奪われた健一くん、将来女たらしになるであろう美少年の弟コウちゃん。…ちょっとおかしいかもしれないが、それがわたしの新しい家族。壊れてしまったからこそ作り直した、大切なものなのだ。ちょうどそのころ、道路の脇であるものを見つけてー。
誰もが笑える不思議顔、無口で無愛想、だけど出迎えと見送りは欠かさない律義猫、まこ。極端な恐がりで、家庭内野良状態のへたれな妹分、しおん。そんなふたりの静かな生活に、新参者登場!パワフルな子猫にペースを乱されまくるまこだが…。
ばあさんに先だたれ猫のタマと二人暮らしの大吉じいちゃん。ともに白髪の生えるまできっと一緒でずっと一緒。ひとりと一匹が繰り広げる毎日がいとおしくなる四季折々の彩りをお届けします。
ブログ「富士丸な日々」で日本一有名になった犬、富士丸。シベリアンハスキーとコリーのミックス犬で、やさしい顔と心の持ち主だった富士丸。「父ちゃん」は「お前」の急死を、どう受け止めようとしたか。誰にでも必ず訪れる、愛する者への「サヨナラ」がここに。
現代を代表する人気作家たちが猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説、全7編。作家の家の庭に住みついた野良猫。同じマンションの女の猫が迷い込んできたことで揺れる孤独な女の心。猫にまつわる名作絵本に秘められた悲しみ…ミステリアスな猫たちに翻弄される文庫オリジナルアンソロジー。巻末にオールタイム猫小説傑作選も収録。
あのとき、目をそらしていたら。でも、もはや手遅れ。あなたはもとの世界には二度と戻れない。恐怖へ誘うのは、親切な顔をした隣人、奇妙な思い出を語り出す友人、おぞましい秘密を隠した恋人、身の毛もよだつ告白を始める旅の道連れ、そして、自分自身…。背筋が凍りつく怪談から、不思議と魅惑に満ちた奇譚まで。作家たちそれぞれの個性が妖しく溶け合った、戦慄のアンソロジー。
「野放しの不思議が集まる無法地帯」アパート阿漕荘の住人、保呂草探偵に奇妙な依頼が持ち込まれた。連続殺人鬼の魔手から一晩ガードして欲しい、というのだ。ここ数年、那古野市には「数字にこだわる」殺人犯が跋扈している。依頼人には殺人予告が送られていた!衆人環視の中、密室に入った依頼人の運命は。
テストの文章題を読みとく力。大人の言うことの意味を理解する力。小3までに必要な、「学ぶ」「考える」ための国語力を養う。
大学の美学科に在籍する「私」は卒業論文と進路に悩む日々。そんなとき、唐草教授のゼミでひとりの男子学生と出会う。なぜか黒いスーツを着ている彼は、本を読み耽るばかりでいつも無愛想。しかし、ある事件をきっかけに彼から美学とポオに関する“卒論指導”を受けて以降、その猫のような論理の歩みと鋭い観察眼に気づきはじめ…『黒猫の遊歩あるいは美学講義』の三年前、黒猫と付き人の出会いを描くシリーズ学生篇。
本書では、「ネコの食事」にフォーカスをあて、飼い主さんが食事を選ぶ上で、選択肢を増やしていただくために、ネコの手づくり食を中心に紹介している。
他では絶対に見られない貴重な写真、精緻なイラストを計300点以上収録!登場生物総勢約200種!深海ってどんなとこ?海の構造を図解で説明。調査船が捕らえた決定的瞬間やレアな標本写真がたっぷり。生物の不思議な生態をリアルなイラストと文章で解説。深海のことがもっとよく分かるマメ知識が満載。生物名と用語から引くインデックス付。