ニューヨークに住む、赤いマフラーがトレードマークの小さな黒ネコ・ジェニー。ネコの集まりのキャット・クラブに入るにはなにか特技が必要ですが、ジェニーはなんにもできません。でも、クリスマスにご主人がスケート靴をプレゼントしてくれて…。
白い猫は建築家。斑の猫は革命家。伝説の猫は、ずっと昔にいなくなったー『猫の建築家』から9年。新たな贈り物が届きました。みずみずしく深遠な物語詩と、情緻に描かれた猫だけがいる街。
シングルさんの部屋を訪ねて、いつも作っているごはんをいただき勝手にくつろぐ厚顔ルポ。21世紀のひとりぐらしの全貌がここに。
犬の殺処分ほぼ0を実現した「熊本市動物愛護センター」、10年の闘い。『犬部!』の著者による感動の動物愛護ノンフィクション、第2弾。
個人も企業も「資産を持つ」ことがリスクになる時代がやってきた。知っておくべき「身軽さ」のメリット。
女子力のなさ、劣等感、非モテ…同じコンプレックスを乗り越えてきたこじらせ女子たちが考える、「じゃあ、どうしたら幸せになれるの!?」。
とある事情で白猫になってしまった旗本の跡取り、宗太郎(通称:猫太郎)。裏長屋で営むよろず請け負い家業「猫の手屋」に舞い込む依頼は、猫供養、仇討ちの見届けなど、一癖も二癖もあるものばかり。すべては人の姿に戻るため。役者の雁弥、絵師の国芳ら、個性豊かな面々に囲まれて、今日も奇妙奇天烈な猫のサムライは善行を積む。泣いて笑える大人気あやかし時代小説、猫の手屋繁盛記シリーズ。
ゆるーく歴史が学べる猫4コマ。
父親が亡くなり天涯孤独の身となったおきみは、後ろ足の先だけ白い黒猫が出る夢を見るようになる。すると夢と同じ出来事が実際に起こるのだ。残された借金返済のため根付を売りに皆塵堂へ行ったおきみだったが、たいした金額にはならず、女郎屋に売られることに。皆塵堂・主人の伊平次は一計を案じるのだが…。そしておきみが夢で見た黒い子猫は何者なのか?面白さ抜群の「人情怪談騒動記」ついに完結!!
江の島に「ねこもりさん」と呼ばれる女たちがいた。それは島の猫の世話をするという、とある食堂の隠れた仕事。1915年のすみゑ、1963年の筆、1988年の溶子、そして2017年の麻布。一家の女たちが、ねこもりとして生きたそれぞれの人生は、新しい命を結び、未来を繋いでいく。
通い猫として順調な毎日を送るアルフィーに、ある日思わぬ話が舞い込んだ。通い先の家族みんなで夏のあいだ、海辺の町の別荘に滞在することになったのだ!同行したアルフィーとジョージの2匹も青い海に大喜び。だが、いわくありげな地元住民はなぜかアルフィーたち一行を町から追い出したいようで…?新しい人間、新しい猫との出会い。今度は“旅猫”になって奇跡を巻き起こす!?ハートフル猫物語第4弾。
勝手に他のつまらない子供に、私のなかに入ってこられるのはごめんである。か弱くも気高い、五歳の私小説。