ミリオンセラー『悩む力』と長編小説『心』の著者が、夏目漱石が一〇〇年前に書き残した最大の問題作に挑む。登場人物“先生”の長大な遺書を収めた漱石の『こころ』は、なぜ多くの読者の感情を揺さぶってきたのか。それは、この世に生きる者がみな、誰かに先立たれた存在だからだ。「死にゆく人々は、みんな先生」という認識から見えてくるものとは?漱石『こころ』とトーマス・マン『魔の山』の後日談を描いた実験的な小説も収録。心の実質を太くする生き方を提唱した、新しいスタイルの物語人生論。
『くるねこ』の原点。猫との出逢い、祖母との別れー全部大切なあのころの思い出。『くるねこ丼1〜3』に収録された「幼ものがたり」「えのと婆さん」が加筆修正の上、待望の単行本化。
猫の手も、借りたいくらい、猫ぎうぎう。一時預かり猫の里親探し、「胡麻・八兵衛・九太郎篇」ほか収録!
人類1万年の友、ねこは美しく、しなやかで、俊敏で、気まぐれで、気高く、神秘的。その魅力はいったいどこから来るのでしょうか?そして、どんな一生を送っているのでしょうか?誕生から青春、恋、出産、子育て、老いまで、動物学者が解き明かした「ねこの生き方」
この絆は、恋愛を超える。カギしっぽのナナと心優しい青年サトルの、最後の旅の物語。僕は諦めない。ハッピーエンドが待ってるんだ。
自宅の前で拾った仔猫“うどん”、一時預かりの仲良し2匹“トム氏&ポーちゃん”に加え、新入り加入でさらにドタバタな“くるねこ愚連隊”の7匹。猫たちと暮らす、はぴはぴな毎日。
もう三日坊主にならない!今すぐできる、お片づけのコツがいっぱい!!トイレ、寝室、玄関、窓&ベランダ、収納も、今すぐ!
“猫の世話をするだけの簡単なお仕事”こんな求人募集を見つけて僕は一軒の古ぼけた喫茶店を訪ねた。『喫茶 虹猫』で待っていたのは、“猫バカ”で引きこもりの女主人と里親募集中の迷い猫たち。僕に任された仕事は認知症のお婆さんが棲む猫屋敷の掃除だったのに、いつのまにかワケあり客が持ち込む、“猫問題”に翻弄されていき…。寂しがり屋な人間と猫の不器用な愛の物語。
ネコの模様は、一本一本の毛色とその配置をつくりだす遺伝子の組み合わせによって決まります。本書では、その遺伝子の働きにもとづいて、ネコの模様パターンをわかりやすく11通りに分類しました。最後まで読めば、ネコの姿を見ただけで、どんな遺伝子をもっているかがわかるようになります。「かわいい」「いとおしい」だけじゃない、ネコのもうひとつの楽しみ方を提供する、サイエンス図鑑です。
LINEスタンプのなかよしコンビふたたび!!!描きおろしコミック、絵本「ねこくんとぺんちゃん」、ねこぺんチャレンジ…ほのぼのねこぺんの暮らしがいっぱい。
NHK「おかあさんといっしょ」年に1度のベストアルバム。
『いきものがかり』の水野良樹が手掛けた「ぴかぴかすまいる」や、もりちよこと織田哲郎がタッグを組んだ「ミライクルクル」、
カマキリ先生が作詞の「はらぺこカマキリ」などの月のうたに加え、「ようかいしりとり」「あしたははれる」などの人気曲も収録!
新しい体操曲「からだ☆ダンダン」、「プリンセス・ミミィのワルツ」のボーナストラックを含む全18曲!
ふるさと福井で、北海道の大自然の中で、のびやかに成長する宮下家の三兄妹。その姿を作家として、母親として見つめ、あたたかく瑞々しい筆致で紡いだ連載「緑の庭の子どもたち」6年分を完全収録。さらに本屋大賞受賞時のエピソード、自作解説ほかエッセイ62編、掌編小説や音楽劇原作など創作5編も収め、宮下ワールドの原風景を堪能できる一冊!
保護猫だったろんも6歳。ますます元気で甘えん坊に!クールなイメージのある黒猫だけど、ろんは人懐っこく寂しがりやでとびきりかわいい男の子。そんなろんと私の日常をゆる〜く描いたコミックエッセイ、フルカラーで再び登場です!
小学生の真実ちゃんは、公園で真っ白な子猫を拾い、秘密の隠れ家で育てようとするのだけれど…(『七日間のスノウ』)。引っ越してきたばかりの街。わたしは出会ったばかりの猫と一緒に、人間と猫の歴史を調べはじめた(『五千年ぶんの夜』)。みいこは、久しぶりに訪れたおばあちゃんの家で、あるお話を聞きます。それは、昔この家に遊びに来ていたという猫のお話でした(『春の約束』)。頭に星の形の黒いぶちがある「星子」という名前の猫と、大切な「お父さん」の物語(『約束の猫』)。