ときには、猫のように生きてみる。高校生、バーの店員、獣医師…のら猫との出会いと、生命をめぐる8つの物語。厳しくもあたたかく「猫と人」を描く、珠玉の連作短編集。
翌年のブライダルフェアに向けて、オーナーの綾乃に依頼されたドレスデザイナーの親子が猫番館にやって来る。彼女たちはフェアに合わせて、新作のウエディングドレスを発表することになっていた。だが、娘の花帆は、要の中学の同級生であり、元恋人だったのだ。思いがけない再会にうろたえる二人。そんな中、紗良が花帆のドレスのモデルをつとめることになり…?
猫歌人・仁尾智、待望の猫短歌集!写真とともに綴ったコラムエッセイ収録。愛しくて、やるせなくて、ちょっと切ない猫たちとの日々。
ピアノ・コンクールで一等賞をとった女の子が、演奏会を前にして行方不明!観光気分で、音楽の都ウィーンにやってきたホームズたち一行は、またもやトラブルに巻き込まれた。その女の子、不思議なことに覆面をしてコンクールに出場したという。やがて、柄にもなく片山刑事らがオペラを観ている最中、劇場内でついに殺人事件が発生。演奏会の日が近づき大混乱の中、この難題を解決するのは?観光おあずけ、それでも元気な三人と一匹の贈る超人気シリーズ、優雅でにぎやかに第13弾。
ひとまわり大きくなった空飛び猫たちの新たな冒険。ちっちゃなもうひとりの仲間を加えて。
うみねこ族と宿敵同士の関係にあるやまねこ族をサンゴロウは命をかけて救う。
一九三四年のクリスマス、上流階級育ちの十一歳のキャロラインは、おじさんの家にあずけられていた。おじさんはやさしいけれど気弱で、性悪な家政婦のいいなり。家は寒く外出は禁じられ、友だちといえば、庭で見つけた身重の猫と、高い塀をこえて現れた町の少年ボビーだけ。キャロラインとボビーは力をあわせ、猫を守ろうとするが…。イギリス児童文学の実力派作家ウェストールが、おばあさんが孫娘に語るという形式で描く、育ちがよく気が強い女の子と貧しいけれど誇り高い男の子の、忘れられないクリスマスの物語。小学校中・高学年から。
伝説の女性写真家イーラによる、猫写真の古典的名作!おすまし猫、やんちゃ猫、いじけ猫、空飛ぶ猫!?85枚の猫たちとの日溜まりに佇むような至福のとき…。世界6ケ国で刊行された不朽の名作。
あの猫丸先輩が、珍奇なアルバイト先で出くわす怪事件の数々。
ホームズを連れ、石津と食事に出た晴美。焼き肉をたらふく食べた帰り道、見知らぬ少女に声をかけられたホームズは、むっくりと起きあがり彼女についていってしまった!これって、家出!?晴美と石津、片山刑事は、必死の捜査を開始する。一方、少女の家にたどり着いたホームズは、その家の猫のふりをして…。大人気シリーズ、第23弾。表題作のほか、三編を収録。
岬はずれの小さな燈台。片脚の海猫は飛び立ち、船は霧のなかに浮かぶ-。秋から冬へ、少年たちに訪れる静かな奇蹟。
ねこのシマシマは、まいにち、ずーっと、まって、まって、まっていました。かいぬしのフォードさんたちは、みんないそがしくて、シマシマにごはんをくれるひまもないのです。ある日、シマシマは、もうまつのがいやになり…じぶんでキャットフードをあけて、たべはじめました。「こんなにおりこうだったなんて!」と、フォードさんたちはびっくり。その日から、シマシマのくらしは、すっかりかわりました。レストランでおいしいものをたべたり、えいがをみにいったり…ところが、おりこうになるというのは、たのしいことばかりじゃないのが、しだいにわかってきて…?ある日とつぜんおりこうになったねこの、ユニークでゆかいなお話。5歳から。
キッチンにある材料を使って、肌にやさしい化粧品をつくってみませんか?四季の移り変わりや、心と体のリズムを感じながらあなたの肌のための、メニューを考える。必要な分だけつくるから、つけるものはいつも新鮮。素材を知っているから、心安心して使える。自然化粧品レシピを教えます。
名前・正太郎(雄猫)、毛色・八割黒に二割白(長めの毛足)、飼い主・桜川ひとみ(ミステリー作家)、住まい・琵琶湖近郊、友犬・サスケ、特技・推理ー。長編『ゆきの山荘の惨劇』『消える密室の殺人』(角川文庫)で鮮烈に登場した猫探偵の六つの事件簿は、こだわりや仕掛け、企みやいたずらが満載。さあ、正太郎といっしょに夢と、いや、推理と冒険の旅に出発。
本書は、様々な方法について実に幅広く豊富に色濃く言及していながら、理論や方法論だけに捕らわれず、本来の大切な出発点である感性、直感、愛を基盤として書かれた。とかくマニュアルに走りがちな中でナチュラル・ヒーリングに必要な意識改革を訴えかけている貴重な本でもある。