本書は、美濃囲いを崩す手筋を集め、それらを囲いの種類別、手筋の種類別、さらにレベル別に配列したものです。アマチュア同士が将棋を指すとき、自分が美濃囲いに入っているか、美濃囲いを相手に戦っているケースは、かなり多いはず。よって美濃崩しを知ることは、そのまま勝率アップにつながるはずです。
人づきあいが苦手で、ひっそりと1人きりで生きたいとねがうぼく。けれど、ぼくのひっこした家には、先住者がいた。それは1ぴきのちいさな子猫と、すがたの見えない少女の幽霊で…。日なたぼっこや草花、人々の笑顔をあいする幽霊・雪村との生活は、しだいにぼくの心をとかしていくが!?ことばはなくても通じあう、感動の物語。そのほか「失踪ホリデイ」を収録。小学上級から。
事件が起きたのは、クロゼット病院の古いボイラー室。病院の設備管理主任のハンクが首を切り裂かれた死体で発見されたのだ。現場の状況から考えて、行きずりの凶行ではないと思われるが、ではその動機は?保安官たちの捜査をよそに、好奇心を抑え切れなくなったハリーは、いつものように独自の捜査に乗り出してしまう。そんな彼女を心配して、トラ猫ミセス・マーフィが率いる動物探偵団も、事件捜査へと立ち上がったー。
「利益」から仕事のやり方・考え方の違いが見えてくる。
三つのお願いを、神社で願かけしたコースケ。気がつくと、うすいもやのたちこめる、川岸に立っていた。作務衣を着た、へんなネコが現れて、いった。「あんたは、もう死んでいるのだよ」え、ええーっ。そんな…、うそだろーっ。いろいろダメ男なコースケの、起死回生の物語。
神野の友人Aが旧式のパソコン1台残して消えた。神野はパソコン通信、インターネット、地下BBSを駆使してAを探索する。数々の暗号を解読し、幾たびかの危機を乗り越えてたどり着いた先は謎の地下組織「青猫」だった…。第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
なんでもない日々が一番幸せ。フツーの女子のフツーな日常。ただし、ネコつき。ゆるゆる猫マンガエッセイ。
乙な酒盛りを求め、馬次たち呑ン兵衛4人が始めたのは猫見酒。彼らは徳利を手に、黒猫の後を追う。やがて、猫の集会に参加することになった馬次だが、いつしか黒猫が花魁に見えはじめ、一緒に暮らすと言い張るが…。表題作はじめ、軽妙洒脱な著者オリジナル落語小説全十席。
猫カフェを営む早川雪州は、過去の手痛い経験のせいで恋愛に懐疑的。しかし、押しかけ従業員の川井伊紗と共に、訪れる客たちのさまざまな恋愛相談を聞いてやったりしている。伊紗は失恋して落ち込んでいるところを雪州に拾われ、家に居場所もなかったために今では半分居候のような立場だった。ある日、雪州の幼なじみだという男が店を訪ねてきて。
「有名スタジオが作った話題作なのに、なんでこんなにつまらないの?」「テレビアニメの第1話を観ただけで、その後も見続ける価値があるかを知る方法は?」「アニメと実写の『おもしろさ』の違いって?」そんな疑問をすべて解き明かすべく、気鋭のシナリオ・アナリストである筆者が、「おもしろい」アニメと「つまらない」アニメをきちんと見分ける方法を、やさしく伝授します。東京工科大学で生まれたエンタテインメント理論の「13フェイズ構造」や「リマインダー」をベースに「一目惚れ」「ジブリ病」といった独自の判定基準で名作・話題作・問題作を一刀両断。
青年・小出弘一は母親と二人暮らし。働かずに家に閉じこもり、心のよりどころはパソコンに登録した仮想の少女との会話だった。ある日、弘一の母親・雪子が殺される。片山刑事は、主婦である彼女が所有していた謎の大金について調べるうちに、雪子がまったく別人のような格好で、黒スーツの男をしたがえてオフィスの入った高層ビルを訪れていたことを知る。そして、そこには弘一のかつての彼女・天宮亜由が働いていた。雪子の目的は果たして何だったのか!?手掛りを求めて片山刑事が奔走するなか、ホームズが捉えた犯人とは…。大人気シリーズ第48弾。
のせ猫ファミリーにかわいい家族がふえました。シリーズ第二弾。