自らの人生遍歴と木綿・絣を愛する人々との出会いを織り重ねてつづり、木綿の奥深い魅力を語りつつ、リサイクル文化としての木綿再生のみちを探る。写真400点を収録。
彗星のように現れて消えていった天才童謡詩人、金子みすゞ。いのちの尊さや宇宙の真理をうたい永遠に輝きつづけるその童謡詩を、現代仮名遣い、鑑賞解説付きで収録。
80年代、新しいマンガ表現を切り開いた女性作家、急逝した著者の代表作を緊急復刻!自立した女性の繊細な感情を猫のしなやかな姿態に託した鋭利な感性と詩情の世界。
『ねこぱんち』の連載が一冊に!なんと書き下ろしの新作も!?ケータイ作品も初収録。
年々増加し、深刻化しつづけるパワハラ。その背景にあるものは何か、そして、防ぐにはどうしたらいいのか。長年東京都の労働相談を担当してきた著者が、その知見を生かして、パワハラのメカニズムに斬り込む。すべての働く人に必備の一冊。パワハラ・セルフチェック表も収録。
琴音は小学6年生。引っ越しを機に、ねこが飼えることに。けれど、譲ってもらった子ねこのイチゴは、琴音になつかず、ソファの下に入ったきり。しかも、転校先で初めてできた友だちを家に呼んだ日には、家の外に逃げてしまって…!?ねこと人の、温かなキズナを描きます。
猫と暮らし、猫を愛した作家たちが、思い思いに綴った珠玉の短篇集。半世紀前に編まれたその本が、クラフト・エヴィング商會のもとで、新章“忘れもの、探しもの”を加えて装いも新たに生まれかわりました。ゆったり流れる時間のなかで、人と動物の悲喜こもごものふれあいが浮かび上がる、贅沢な一冊。
3度の脳出血で重い脳障害を抱えた外科医の著者。靴の前後が分からない。時計が読めない。そして、世界の左半分に「気がつかない」…。見た目の普通さゆえに周りから理解されにくい「高次脳機能障害」の苦しみ。だが損傷後も脳は驚異的な成長と回復を続けた。リハビリをはじめとする医療現場や、障害者を取り巻く社会環境への提言など、障害の当事者が「壊れた脳」で生きる日常の思いを綴る。諦めない心とユーモアに満ちた感動の手記。
長年の旅と探求がこの作家にもたらした、深沈たる一滴、また一滴ー。酒、食、阿片、釣魚などをテーマに、その豊饒から悲惨までを、精緻玲瓏の文体で描きつくした名短篇小説集は、作家の没後20年を超えて、なお輝きを失わない。川端康成文学賞を受賞した「玉、砕ける」他、全六篇を収める。
いつか自立していく子どものためにいま家族が大切にしたいこと。