すべての獣医師が身につけておきたい犬と猫の診療時に必要な基本手技を上・下巻で網羅。日常の診療ですぐに活かせる臨床獣医師必携書。
幸せにしたいと迎えたのに。結局、こっちが幸せになった。猫を飼うなら保護猫を。それが心から納得できる本です。
大正十年。女学生の琥珀はハチワレ猫の案内で、ある屋敷に辿り着いた。実は琥珀は父から猫又の生まれ変わりだと聞いており、半信半疑ながらもどこか懐かしさを覚える、猫の沢山いるその四季島家に入ってしまう。縁あって猫のお世話係となり、なぜか大の猫嫌いの当主で陰陽師の御影と、持ち込まれる怪異に挑むことに。やがて前世のある記憶が明らかになり…?ほろりと泣けてキュンとする猫まみれ&ラブファンタジー!
「バカ、死んじゃえ」。夫の保と喧嘩した陽葵は、出勤する彼にひどい言葉を投げつけてしまった。その日、夫は事故に遭い、生きて帰ることはなかったー。悔やんでも悔やみきれない最後の別れ。陽葵は、亡くなった人ともう一度だけ会えるという千葉の内房にある食堂へとやって来るのだが…。人々の切ない想いに涙がとまらない、温かくて優しい連作短編集第三弾。
「猫村さんは何も悪くない。でも猫村さんが憎い…」奥様のイライラに翻弄されながら犬神家のひとりひとりを気遣い、健気にお勤めする猫村さんにエールを!
ただ猫がいる、それだけで幸せ。気分屋でツンデレ、気位が高く、ひたすら自由な振る舞いを見せ、人の心を操ることにかけては右にでるものはいない「猫」。そんな猫の魔力にとりつかれた作家、写真家、女優、詩人、学者、映画監督、評論家、脚本家…自他ともに認める愛猫家たちが「猫」に翻弄される日々を紡いだ魅惑のエッセイ集。
愛猫家なら、ネコを愛する気持ちはだれにも負けない、と思っているでしょう。でも、愛しているから、ネコの気持ちは全部わかっていると思い込んではいませんか?たとえば、よそったゴハンを器から出して食べるコを見て「うちのコはイタズラ好きだから」と思っていませんか?背中をなでているとシッポを揺らすのを見て、「喜んでくれている」と思っていませんか?もしかしたら、ネコの本当の気持ちは、違うところにあるかもしれません。本書を読めば、ネコのしぐさにどんな気持ちが隠れているのかがわかります。見過ごしていたネコの本心を知れば、ネコとの生活はずっと楽しくなります。