ナマケモノ、インコ、ネコ、パンダ、ハリネズミなど人気のどうぶつをモチーフにしたバッグが大集合!
エミール七十三歳、マルグリット七十一歳。再婚同士の二人が式を挙げてから八年になるが、かれこれ四年前から言葉を交わすこともなくなった。相手の存在を痛いほど意識しながら互いに無視しあい、一つ屋根の下で際限のないゲームに飽かず興じる。理解しがたいようでいて妙に頷ける老夫婦の執念。屈折した愛と呼べなくもない二人の駆け引きは、夫が飼っていた猫の死に始まった。
ちょっとお洒落な大人のねこマガジン
童話やアニメの話ではなく、本当に世界中を旅する猫がいました。黒猫の「ノロ」は、2001年から飼い主の平松さんと一緒に世界37ヵ国と日本じゅうを旅行しました。ヨーロッパを中心にアフリカから中近東まで、美しい風景とノロの写真に、思わずほっこりする旅エピソード(猫エピソード)がぎっしり。ペットと海外旅行をするためのハウツーも満載です。
何千年もの間、私たち人間は猫に魅了されつづけてきました。古今東西に伝わる怪しい猫伝説、不思議な言い伝え、そして人間が知りえない猫だけの秘密の生活…。大の猫好きで知られる執筆陣を迎え、ひと味ちがった猫の魅力に迫ります。
ヘッケとココアが去った町田家に、また一頭、二頭とやって来た猫たち。目が合えば威嚇され、世話をすれば激怒され、平謝りの暮らしが始まった。決死の爪切り大作戦、ケージ移動のために考案したインド風ラジオ体操、「一平ちゃん」をかき込みながら徹夜の看病。今日もまた生きていく、人間と猫の日々。
保護猫だったろんも6歳。ますます元気で甘えん坊に!クールなイメージのある黒猫だけど、ろんは人懐っこく寂しがりやでとびきりかわいい男の子。そんなろんと私の日常をゆる〜く描いたコミックエッセイ、フルカラーで再び登場です!
イエネコや野生ネコ類の綿密な行動観察と、慎重な実験、幅広い比較研究をもとに、獲物捕獲行動、未知のネコとの出会い、なわばり行動、性行動、子育てなどを、多数の写真とイラストをまじえて詳述する。これは「ネコ博士」として世界的に有名な著者の、40年にわたる調査研究の集大成であり、ネコをより深く知るための必読書である。
オリンピックまで二年、昭和三十七年の東京。十七歳の郷子は、二年半前に集団就職で上京したものの、劣悪な労働環境から工場を逃亡した。そのまま上野駅でうろうろしていたところを、浅草にある「洋食バー高野」のおかみ・とし子に拾われ、そこで働くことに。美味しく温もりあふれる絶品料理と、一緒に働く人々や、訪れるお客さんに出会い、郷子は新しい“仲間”と“居場所”を見つけていくー。下町の社交場「洋食バー高野」を舞台に描く、少女の上京物語。
猫道、キャットツリー、爪とぎ柱、ジグザグのキャットウォーク、猫窓、20cm×20cmの穴、水飲み場、トイレ…。猫の気持ちになってつくったら、こういう家になりました。猫も犬の人も、結構みんな、気に入ってくれているようですー。猫の気持ちがよくわかるオールカラーフォトエッセイ。
両親と死別した高校生の村瀬孝志は、生前に父が遺していた言葉に従って、小野進次郎という顔も知らない異母兄に会いに行くことに。鄙びた町で喫茶店を営む彼を訪ねた孝志を出迎えてくれたのは、一匹の白い猫だったー。その後、なんとか進次郎と顔を合わせた孝志は、にわかには信じられない話を聞く。なんと進次郎は“呪い”にかけられたせいで、満月の日以外、昼間は猫になってしまうのだという。日中の進次郎のサポートと、夜だけ営業する猫と触れ合える茶房・みかげ庵の手伝いを条件に、孝志は進次郎との同居生活を始めるが…。人の想いが交錯する、猫と癒やしのあやかし物語。
ある日、青柳明人のクラスに留学生が転校してくる。彼女の名前はシャーロット・ベネット。清楚で上品な振る舞いと可愛らしい容姿のシャーロットに、クラスメイトの誰もが心を惹かれるが、明人は「住む世界が違う」と感じ、一歩引いていた。しかし、迷子になっていたシャーロットの妹・エマを助けたことで明人の日常は激変。ベネット姉妹がマンションの隣室に住んでいることが分かり、さらにエマが明人に懐いたこともあって、ベネット姉妹が毎日のように明人の部屋へ遊びに来ることに。三人で遊び、食卓を囲んだり、お出掛けしたり。一緒に過ごす中で、明人とシャーロットは不器用ながらも心を近づけー。甘々でじれったいお隣ラブコメディ開幕!