乗合バス事業の規制緩和は地方のバス交通に何をもたらしたのか。規制緩和前後の動向と結果について実態調査から問題点を整理し、地方自治体の進むべき方向を示唆する。
ブログを続けて見えてきた問題。
ホルムアルデヒドに係わるシックハウス対策は、多くの面で大幅な進展を見せたが、シックハウス問題は奥が深く、これですべてが解決したわけではない。しかしながら、どのような汚染状況の発生を想定しても、汚染された室内に新鮮な外気を取り入れる換気が最も有効な対策であることに変わりはない。その意味で、換気対策に重点をおいた本書は、一次汚染、二次汚染を含め、どのような室内汚染にも対応可能な基本技術を中心に解説したものであるといえ、将来にわたって本書の利用性は高いと考えられる。
本書では、近時のマクロ経済と建設投資の状況を踏まえて政府に求められる財政金融政策のあり方を考察するとともに、建設投資や維持補修市場について第36号で試みた中長期的な将来動向の予測を、その後の情勢を踏まえて改訂した。建設業をめぐる動向に関しては、近時の建設会社が置かれている厳しい経営状況を分析して今後の方向性を展望しつつ、リーン思考を参考とした建設生産方式の効率化、ITを活用した経営の効率化について考察するとともに、ネゴシエーションプロセスを中心とする入札契約制度多様化を紹介した。また、最近関心が高まる良好な景観形成の取り組みを紹介するとともに、急務である木造住宅耐震改修の意義を考察している。海外に関しては、建設市場動向を概観しつつ、近年の世界的トレンドであるFTA拡大の建設分野への影響を考察し、また、米国建設業の倒産と企業再生の状況を紹介している。
台湾・韓国・中国・東南アジアのメーカー別プロフィール・設備投資を一覧。
政策にリアリティをどう取り戻すか。目指すは変化に寛容な社会の実現。
本書では、現代社会の生活問題とこれに対応する「社会保障」について、その言葉の生まれた時代的な意味、理念やその役割、そしてその社会保障制度をめぐる国などの政策の現状とその変化について、世界、日本を簡単に歴史をふまえて考える。
正しく管理すれば半永久的に有効利用できる水産資源。資源管理の理論と、資源利用の持続に必要な知識を幅広い視点から解説する。
本書は、著者の20世紀精神医学の歩みの総決算ともいうべきもので、今日および明日の精神医学と精神医療にとって重要であるにも関わらず、何人も触れることのなかったテーマを取り上げた、在来の精神医学教科書とはだいぶ趣きを異にする教科書らしくない実践的教科書である。
本書は、長野県第3の都市である上田市を中心とする混住化地域における農業と非農業ならびに農村空間利用における多様な住民の共生の可能性を、農地流動化、農業労働力の参入、近郊農業が抱えるリスクや農作業実施上の問題、地域住民の食品購買行動と農産物直売、そして子供の農業体験、農村景観・農村公園・市民農園といった農村空間利用に対する住民の利用要望と参加意識を多面的な角度から解明したものである。
住民の期待を背負い、全国各地でスタートした第3セクター鉄道。困難が増しつつある経営維持に、沿線自治体はどう対処すべきか!?内外の事例を基に、地域振興まで視野に入れた支援策を提言する。
オフィス内空気の各種汚染物質、特にシックハウス症候群の原因ともなる揮発性有機化合物や、空調機内に繁殖するカビなど、それらの挙動とその対策法について、著者自身の研究成果や最新のデータを基にわかりやすく解説する。
本書に登場する22人は、さまざまな分野や立場で一流の仕事をしている方々。ビジネスマンとしてどんな道をたどって来たのか、成功するためのポイントは何か、これからのビジネスマンに求められるものは何かなど、自身の経験をもとに自由に語ってもらった。その中から何かが浮き彫りになってくるのではないだろうか。
本書は1987年時点での宇宙利用に関するそれまでの動向と将来展望、ライフサイエンス、マテリアルサイエンスについて解説を試みたものである。