ダイオキシン類対策特別措置法をはじめ廃棄物処理法、大気汚染防止法等で、ダイオキシン類に関しての法規制が行われている。日本の法規制値(排出ガス、排出水、焼却残さ)は世界の中でも厳しく、環境基準(大気・水質・土壌)も定められている。ダイオキシン類を法規制値以下にする技術はすでに確立しており、技術的にはダイオキシン類問題は解決している。その一方で、既設の廃棄物処理施設も平成14年12月1日より法規制がかかり、それに向けた対応(施設の構造基準、維持管理基準の確保)が必要となってくる。本書は、法対応の面からこのような廃棄物処理施設整備の役割を少しでも果たすべくまとめられたものである。
現在、全国において、急性期、回復期、そして、維持期の各リハビリステージにおいて、当事者の立場にたったりリハビリテーションサービスを目指して多くの努力が試行錯誤の中で積み重ねられている。そこで、本書は、急性期、回復期、そして、維持期において、具体的にどのように各職種間の連携を進めるべきかに焦点をしぼり、全国の中で先駆的に取り組んでこられた方々に、その活動を報告してもらったものである。
第24回阿蘇シンポジウムでは「発生・再生と医学」と題して幹細胞とその分化、造血/血管、神経、免疫などのシステムの構築と維持、再生機構と、肝、歯・顎・顔面、心筋、骨、軟骨などの臓器、組織の発生・再生などが斯界の第一人者によって解説された。そしてさらにその応用編ともいえる組織、骨、血管などのエンジニアリングの現況、問題点が述べられた。本書は、それらをまとめたものである。
クリーンルームの開発には空調はじめ振動・静電気・水・薬品ガスなどの知見、また機械・化学・電気・生物・建築など様々な分野にわたる要素技術の集積が求められる。前書、『クリーンルーム技術と材料』はこれらを顧み、クリーンルーム自体の技術動向を解説するとともに、関連機器・設備また関連材料についても出来るだけ細かく分類し、まとめられた。そして、1990年初版発行以来、クリーンルーム関連メーカー・ユーザーはじめ設備・機器・材料にわたる広い分野の方々にご購読いただいた。前書の内容に盛り込まれた設備、技術、材料などは今なお広く活用されている。そこで本書『クリーンルームと機器・材料』は前書にほとんど手を加えることなく、普及版として発行した。
商船学校が、百数十年にわたり築き上げてきた「海」を場とする特色ある教育、そこに、混迷する現代教育への一筋の光明を見出すことが出来る。海洋の魅力溢れる商船学校を目指して、30年間教育指導に取り組んできた一人の教員の述懐である。
農業環境技術研究所では「循環型システムを目指した農業技術の現状と展望」のシンポジウムを開催した。本書はそれを基にまとめたものである。
本書は、日本の社会保障制度の全体像とその現象、現状を学ぶだけではなく、政策の動向をも学ぶ一冊である。
住民の期待を背負い、全国各地でスタートした第3セクター鉄道。困難が増しつつある経営維持に、沿線自治体はどう対処すべきか!?内外の事例を基に、地域振興まで視野に入れた支援策を提言する。
何があっても揺るがない「存在感ある男」を目指せ!平凡でもいい、キラリと光る輝きを放て。魅力あふれる「男」になるために、今すべきことはいったい何か?弘兼憲史が君たちにそのヒントを示す。新時代のサラリーマン必携のバイブル。
本書は、マンホール安全対策を中心に編集されており、その他にも下水道の現状と課題、下水道マンホールの現状、また、日常におけるマンホールの維持管理の重要性など、マンホール全般に係る事項を盛り込んだ内容となっています。また、地方公共団体における安全対策の実例の紹介やQ&A方式による詳しい解説を行うなど、より実情に即してわかりやすく書かれています。
本書は、中山間地域に広く賦存する森林、草地、農耕地や地場産業、観光・地域文化等の「地域資源」を積極的に活用し、地域の人口扶養力の向上と定住人口の維持拡大を図ることの意義と可能性について地域条件との関連で分析・提示したものである。プロジェクトの成果として、中山間地域問題の“個々の問題領域における具体的事例の分析、知見、処方箋”を紹介した。
ブランドは、いまや企業にとって最も貴重な経営資源である。世界中の人々に信頼され、愛されるブランドをどう構築していくか?そのために有効なブランド・コミュニケーションとは?グローバル時代のビジネスを成功させるための戦略。
「このままではダメになる」「捨て身でやるしかない」-奇跡への第一歩はここから始まった!転落の一途をたどっていたどん底時代、改革をおぜん立てした村井勉。中興の祖・樋口広太郎。シェアトップを実現した瀬戸雄三。彼らはいかに戦略を立て、決断を下していったのか。綿密な取材に基づいて企業変身の内幕を克明に描く。
透析療法における問題点と診療の実際、さらに、わが国の腎不全看護の専門性の現状をチーム医療の立場から解説。