モダニズムの浪が〈売られる女〉、〈遊び〉〈接客〉の伝統を変える。大阪「新世界」「新地」の今昔。
よく経験することだが、理屈や数字だけではつかめない「何か」がきわめて重要な意味をもつことがある。人生、仕事に本モノの付加価値を生み出す、この「何か」こそが感性なのだ。今までのモノの見方、考え方を根本から洗い直し、感性を高め、有効に活用する一切がここにある。
この第4巻には野菜とくだものが載っています。くだものは出まわる季節順に並べ、代表的なものについては、開花から結実までを図解しました。野菜は近年、品種改良が進み、ほとんど一年じゅう出まわるようになったので、主に食べる部分で分類しました。
本書は、今日の環境問題について、自然科学・社会科学を含めた多くの学問領域からアプローチし、問題点を明らかにしながら、環境教育の意義とその進め方を具体的に示している。
イギリス王室にきわめて近いキャンベル卿夫人が貴族仲間からの生の声を集めて書いたチャールズ皇太子とダイアナ妃の「愛と破局」の全貌ー。
兼常清佐は日本のすぐれた音楽美学者である。神秘なこと、不合理なこと、曖昧なことを極度にきらい、常にアイロニカルな調子で日本文化を批判する長短とりどりの文章を発表した。そうした兼常に、長年にわたって敬愛の念を抱く編者が、49篇を精選・編集して一本とした。
本書は、英語の構造や語法、文体などにみられる、日本人の気づいていない発想上の特色を、日本語と対照させながら明らかにした好エッセー。
日本人宇宙飛行士として初めて米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトルに搭乗した著者が、NASAでの訓練生活、宇宙から見た地球の素顔などを綴る。
地上げで潰れた中華屋店主、コンピューター会社に転職したばかりの営業マン、40歳を過ぎて初めて結婚相談所を訪れたコントラバス奏者、郵便受けにビラを入れる中年女をとがめる男、集会で赤裸々な体験を告白する男、ストリップ小屋の老芸人アトムおじさんなど、誰もが前から知っていて、どこかで見たような人びとの生活を、驚くべき切り口から、あざやかに描き出す。ひとり芝居の傑作選、全15篇を収録。
ユーゴ女性が日本男性に恋をした。来日、結婚、出産、子育てと、言葉や習慣の違いにもめげず、けなげに生きてきた。しかし今、祖国の分裂により、肉親の安否を気遣う日々…。ニッポン生活30年の主婦が、日・ユの文化比較をまじえながらつづる生活記。